環境地盤工学・椋木研究室について


 本研究室で取り扱っている問題は主に以下の通りです。

 ・廃棄物処分場底部遮水工に関する地盤汚染メカニズムの解明に関する基礎的研究
  (実験・数値解析)

 ・油による地盤汚染および浄化メカニズムの解明に関する実験的研究
  (実験)
 
 ・ジオシンセティックスを含む地盤材料の水分特性の評価に関する研究
  (実験)

 ・廃棄物処分場上部覆土工に関する土壌浸食メカニズムの解明に関する基礎的研究
  (実験・数値解析:CP研究会との共同研究)

 ・微生物代謝を利用した新しい覆土システムの開発に関する研究
  (実験:北海道大学地圏フィールド研究室との共同研究)

 ・通気防水シートを使用した堤防強化に関する基礎的研究
  (実験・数値解析:太陽工業との共同研究)

 ・ジオシンセティックスを対象とした揮発性有機化合物の輸送問題
  (数値解析:カナダQueen’s大学 R.K.Rowe教授との共同研究)

 ・破損埋設管周辺における地盤破壊メカニズムの解明
  (実験・数値解析:熊本大学 大谷研究室との共同研究)




研究室の目標・教育目標について

研究室の目標


研究面
 ・4年生は、年度末の土木学会西部支部研究発表会に発表できる
 ・修士以上は、卒業するまでに国内外問わず一度はシンポジウムレベルの会議に参加して発
  表できるよう研究成果を挙げる
 ・M2は、土木学会あるいは地盤工学会のいずれかで発表し優秀発表賞獲得する
 ・年間1本の国際ジャーナルへの執筆・投稿ができる成果を挙げる
 ・修士論文は、土木学会論文集に投稿できる内容に仕上げる
 ・修士在学中に国際会議へ論文を投稿できるよう成果を上げる

教育面
 ・何が起きても、心を取り乱さない強さをもつこと
 ・いつもすべての明るい面を見て、強気の楽観主義でいくこと
 ・いつもベストをめざし、ベストの結果を出すことだけを考え行動すること
 ・仲間の成功を自分の成功のように喜べること
 ・過去の失敗にとらわれず、未来のより偉大な成功に向かって精進すること
 ・研究室実践五項目の厳守

椋木の教育理念
 学生と接し、他の研究者と接していく中で自分自身を切磋琢磨し、走り続ける学生にとって常に背中を見せてらえるよう新たな境地を開拓し、成長し続けます。椋木研究室に来ると元気になる!そのように学生が言ってくれるような研究室の環境づくりを目指しています。基本的に、4年生には「育てる」教育、修士以上には「鍛える」教育方針で接しています。就職戦線で、あるいは社会に出てからも十分にやっていける精神力を持てるよう日々学生を鍛錬しています。そのために、椋木は4年生に4つの種を植え、そこから4つの「き」を育てています。

HOPEという種
H:Harmoney(協調性)
O:Optimism(積極的な楽観主義)
P:Passion(情熱)
E:Encouragement/Enjoyment(激励/楽しむこと)

そこから宿る芽は、
げんき:元気がなければ、やりたいことはできない
やるき:本当にやる気がなければ、目標は達成できない
こんき:根気がなければ、大成しない
ゆうき:勇気がなければ、新しい発見も自分の満足も得られない。

これらの「き」を育むべく、粉骨砕身、取り組んでいます。

教育目標
 椋木研究室での研究生活が、今後の人生において一つの原点となるよう、次のような人材輩出を目指します。

1.問題の現場(現状)を見て、問題の急所を見抜く力を有する人材
2.その問題を解決する知識を自由に使いこなせる智慧を働かせる人材
3.働かせた智慧を実際に実行に移すことができる人材
4.携わった仕事にはとことんこだわりながらも、協力者たちと調和できる人材
5.相手に応じて、説明責任をきちんと果たせる人材




当研究室卒業後の進路等について
 分野はさまざまであり、現状では、就職先(希望も含む)一通りの分野がそろいっています(ゼネコン、コンサル、進学、公務員)。
 就職活動は、あくまで個人の実力に依存するものであり、本研究室に所属することで、何かは決定することも約束されることもありません。ですから、就職先もさまざまであり、現役のM2はそれぞれ前田建設工業と開発設計コンサルタントの就職を自分で勝ち取ってきています。また、現M1は次年度全員地方公務員を希望しています。当研究室では、配属された日に進路希望調査を実施し、可能な限りその希望どうりに行くように、個人にあった訓練を行っています。といっても、特別なことをしているわけではありません。毎日の研究室の生活そのものが訓練となるように日々、厳しくそして楽しく過ごすことにより、自分の就職先を自分で勝ち取ってくる力を付けてもらっています。


当研究室で勉強するには
・在校生の方へ

椋木研に所属すると以下のことが得意になるはずです。。
 ・発表(しゃべり)が上手になる
 ・土質実験・土質力学が好きになる
 ・海外に行きたくなる
 ・仕事の段取りが上手になる
 ・全国大会レベルの概要はうまく書けるようになる
 ・国際会議レベルの論文を仕上げられるようになる

 土質力学が嫌いな人、大歓迎です。現在の研究室の学生は、初めは土質力学嫌いな人たちばかりでした。しかし、学生実験の準備、4年生ゼミ、卒業論文を通して、卒業する頃には土質力学が大好きになった人たちばかりです。ゼネコン、コンサルを希望する人は、土質力学ですから、土質が苦手な人こそウェルカムです。
 
椋木研に入るとこんな思いもします。
 ・ガツッとマジで叱られ、へこみます。
 ・資料のコピーをさせられることもしばしば。
 ・よく「ぱしり」で使われます。

椋木研究室では、指導教員は時に鬼軍曹ですので、ただ単に研究室の雰囲気が楽しそうとかいうのりだけで我が研究室を選ぶと後で後悔します。椋木研究室では「よく学んで」、「よく飲んで」、「よく食べて」、「よくしゃべって」、「よく我慢」をしてもらいます。




・大学院から学びたい方へ 

博士課程前期を希望される方へ

1.
大学院生活で養う能力とは、
  自ら問題を見つけてそれを解決する方法を見出し,
  その成果を他人に正確に伝える能力こと

自ら、問題を設定あるいは提起する能力
自ら、設定(提起)した問題を解決するための実験を計画する能力
自ら、実験結果から読みとった現象や傾向にもとづいて「仮説」を立てる能力
自ら、その仮説を証明するための実験を計画そして実行する能力
自ら、論理を展開し,文章で表現し,また,プレゼンテーションする能力
 

2. 上記能力を養うための具体的方法

  ・学会発表
  ・研究会などでの口頭発表(ポスター発表よりも口頭発表がベター)

  ・学術雑誌(もちろん英語論文を含む)の執筆・投稿

 これらを目標として経験することがら全てのなかで自ら学んでいきます。つまり、教えてもらうだけではないということです。学外の方は、学会先などで私を見つけましたら(セッションなどで発表している、質問しているところ)、是非捉まえてください。できれば、事前にメールで連絡をいただけますと、十分な時間を持てるかと思います。


・社会人博士課程後期を希望される方へ

 
もし、興味があれば是非一度、メールで構いませんので、椋木にコンタクトしてください。

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