Anne-Julieさん                          全員と記念撮影    


・2012年9月24日:Anne-Julieさんによるラストセミナーが行われました。
講演テーマ :
Study on mechanism of LNAPL migration and Remediation in heterogeneous soils using micro CT and LBM

Tinet Anne-Julie博士(仏)は、JSPS外国人特別研究員として来日し、約一年間本学椋木研究室で 上記のタイトルに関する研究を続けてくれました。研究のバックグラウンドが、処分場における不均質な材料中のガスの物質輸送問題であり、 数値解析については、優れたスキルを持った大変優秀な研究者であり、数値解析については学生のよきアドバイザーでした。
特に、2相流シミュレーションとして格子ボルツマン法の適用にすでに着手していた椋木研究室では、卒業生の三上和昭氏(現在JOGMEC勤務)と LBMの3次元コードの共同開発を行いました。並列化計算にGPUを入れ込んだオリジナルの開発であったため、LBMとしての基本コードに加えて CUDAプログラミングを導入して、GPUを使った並列化計算コードが開発できたことは、Tinet博士の滞在期間前半における大きな成果の一つといえます。

さらに、滞在期間後半は、マイクロCTスキャナを使って、基礎的な研究の位置づけとしてガラスビーズ中の二相流(水とLNAPL)実験を椋木研の院生と行い、 得られた画像データを使ってLBM解析を実施しました。滞在期間ぎりぎりまで実験と解析をやり、帰国後は国際ジャーナル論文への投稿に 着手する予定で帰国されました。実験のやり方、結果の分析の仕方など一つ一つこだわった彼女ならではの研究の進め方は、 たとへ研究者にならない学生にとっても、その進め方は学生一人一人が影響を受けるべきものであったと思います。

研究者としての素顔の一方で、学生に対する英語教育にも力を入れてくれました。
特に、椋木研に所属する女子学生全員は、非常に良いプラスの影響を受け、 今年は、11月から早速フランス・グルノーブル大学への短期インターンシップ、また次年度の海外インターンシップ 国際会議への出席に意欲を燃やしています。

椋木研にとって大変実りのある、また椋木研にとって大きな歴史を刻んでくれた大変貴重な人材でした。 今後もフランス―日本との交流を深める意味においても、我々学術の立場で人材育成、国際交流に尽力していきたいと考えています。

椋木

Reference
Tinet A-J., Mikami, K., Sugimura, K. and Mukunoki, T., (2012) Visualization of residual LNAPL in sandy soil using micro-focused CT scanner, CD of JSCE annual conference 2012.

I think this presentation is so fruitful for us.

Ms. Anne-Julie explained her study clearly and we were able to understand her experiment and LBM.

I want to apply her teaching in my study after this.

(by Nagai Chiaki)


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