平成22年4月28日に「第10回優秀教育者表彰式」が行われ、
椋木先生が社会環境工学科の優秀教育者として表彰されました。




ティーチングアワードか優秀教育者賞か?


この企画が始まり、今回でちょうど10年。
社会環境工学科において、3年連続受賞は、僭越ながら椋木が初めてとなります。

第8回(2008年)が、地盤環境工学実験
第9回(2009年)が、地盤環境学(地圏環境工学演習)
第10回(2010年)が、地盤環境学

という結果だったわけですが、
第8回、第9回は、ティーチングアワードの値する内容であり
第10回は、はたしてティーチングを評価されて賞を頂いたのか?
少し疑問が残るところはあります。
それは、9回目も10回目も同じ授業だが、エネルギーのかけ方が異なっていた。
10回目は、ティーチングよりも、コーチングに力が偏っていたかもしれない。
そう感じています。

大学の授業の場で、コーチングは必要あるのか?

コーチングの定義からして、素晴らしいティーチングが、学生の知的好奇心をくすぐり、
結果としてコーチングになっているということこそがティーチングアワード受賞にふさわしいものではなかろうか?
要は、如何にして学生のモティベーションをアップするか?
ここに、

生きる哲学をふるって、モティベーションをアップするのか?
生きた学問に触れてもらい、モティベーションをアップするのか?

私は、両方を取り込み、特に後者には、とことんこだわって、
いい授業を目指さなければならないことに気がつきました。

今回のティーチングアワード受賞式における講演後の質問が一件しかありませんでした。
これは、講演内容に、授業でのティーチングが分かるような内容を盛り込まず、
椋木の教育理念みたいなものを話からだと思いますが、
質問が出なかったことに対し、それがなぜだったのか、その夜、深く考えました。
誰に言われたわけでもありませんが、上記が私が出した結論でした。

であれば、次回はやはり、今年から担当している「土の力学(旧土質力学第一)」が、
評価されるよう、務め、その結果、力学離れ、なかんずく土の力学離れを改善し、
土の力学が、他の力学と比較して何が難しく、でも魅力的なのか?
なぜ重要な力学の一つなのかを2年生に理解してもらうとともに、
2012年から内容を改定予定の環境地盤工学(現在の地盤環境学)についても、
さらに突っ込んだ内容に昇華させ、改めてティーチングアワードを目指そうと決意しています。


平成23年5月1日

椋木俊文


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