X線CT学習会
実施日:2010年7月11日(日)
会 場:熊本大学大学院自然科学研究科(実験棟CT室)
参加校:マリスト学園科学部(10名),広安西小学校科学部(12名+保護者の皆様)
7月31日開催の熊本大学X-Earthセンター主催公開フォーラムの一環として,マリスト学園科学部および広安西小学校科学部の皆さんを熊本大学に招き,X線CT体験学習会を開きました。
勉強会では,事前に生徒・児童の皆さんから撮影をしたい物を考えていただき,本日の撮影に臨みました。
マリスト学園科学部の皆さんは,ゴルフボールの撮影を実施しました。ゴルフボールは用途や対象者によって飛び方,転がり方が違うようです。この体験学習会では,まず,X線CTスキャナーで様々な種類のゴルフボールの内部構造を観察しました。見た目では同じでも,中身が均質な場合や複雑な層構造を持つ物など違いがあることが分かりました。また,マリスト学園科学部では,今後,ゴルフボールの反発実験や転がり実験を実施し,X線CT画像の観察結果と併せて考察していただく予定です。
X線CT画像を真剣に見入るマリスト学園科学部の皆さん
外から見ると同じようなゴルフボール,果たして内部の構造は?
広安西小学校の皆さんは,スズメバチの蜂の巣および砥川溶岩をはじめとした岩石試料の撮影を実施しました。蜂の巣については児童の皆さんに事前に内部の構造の予想図を書いていただきました。X線CTで観察した結果,皆さんが予想しなかったとっても面白い構造をしていることが分かりました。また,熊本の地下水を蓄えている砥川溶岩と,その他の河原で採取した石では,内部の構造が大きく違っていることが分かりました。
最新のμフォーカスX線CTに興味津々な広安西小学校科学部の皆さん
蜂の巣の中身ってどうなってるの? 意外な蜂の住み家の構造とは?
これらのX線CTによる撮影結果とそれを用いた研究結果は,7月31日(土)開催予定の本センター主催・公開フォーラム「エックス線CTでみる地球とヒトの歴史」で発表予定です。ご期待下さい。

