溝上教授が平成22年度JCOMM技術賞を受賞しました.
2010.07.05

 溝上教授が,日本モビリティ・マネジメント会議(JCOMM)より,モビリティ・マネジメント実務に資する技術の発展に顕著な貢献をした研究業績に与えられる 「JCOMM技術賞」の平成22年度JCOMM技術賞を受賞しました.受賞した研究業績名は「熊本電鉄の利用促進のための一連のMM施策とその有効性の評価: 溝上章志,橋本淳也,橋内次郎,末成浩嗣(受賞研究論文等=溝上章志,橋本淳也,末成浩嗣:利用実態調査による利用促進を目的としたMM施策の有効性評価, 土木学会論文集D,Vol.66(2),pp.147-159,2010.他」です.共同受賞者には共同研究者の橋本淳也熊本高専准教授の他,研究室の卒業生である橋内次郎君 (パシフィックコンサルタント),末成浩嗣君(福山コンサルタント)が含まれています.両者の修論など,研究室におけるこれまでの継続的な研究が高く評価されたことは非常に嬉しいことです.
 なお受賞理由は下記です.
「本研究で提案されているモビリティマネジメントの効果の評価・検証技術は従前からの課題を解決するものといえます。 特に地方都市のLRT事業計画において実施した大規模TFPの有用性をパネル分析と事後実態調査により3年間をかけて検証した内容は、 学術・実務の両面での貢献が非常に大きいものと評価されました。こうした研究業績は技術賞に相応しいものであると評価されたことから、JCOMM技術賞に選定されました。」
 平成22年度JCOMM4賞(マネジメント賞,プロジェクト賞,デザイン賞,および技術賞)の各受賞者の紹介についてはJCOMMのHP(http://www.jcomm.or.jp)をご覧下さい.


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