熊本県とホンダ,それにモンパルQoL評価グループメンバーとで東松島市のひびき工業団地内の仮設住宅を訪問しました.
ここでは,10月から仮設の住宅と店舗の間の移動にPMのホンダモンパル3台を共同利用してもらっており,今回の訪問は利用者へのグループインタビューと健康測定が目的でした.
一つの仮設住宅地とはいっても,工業団地内の端から端まで1キロ程度離れているため,管理してもらっている集会場まではかなり遠いこと,
利用しそうな高齢の被災者はかなりいると思われるが,その方々への広報が十分にされていない,買い物は車で離れたスーパーに行く,
幹線道路は交通量が多く歩道が狭いので危険であるなどの理由で,数人のヘビーユーザーを除いてあまり活用されていないことも分かりました.
帰りに海岸近くの津波による被災地を訪問し,かつては温かな家庭であったろう家々の悲惨な風景を目の当たりにして絶句してしまいました.