交通まちづくり勉強会in松江に参加しました.
2012.01.08

   年も明けて早々の1月8日(日),9日(振替休日)の2日間,松江市で開催された交通まちづくり勉強会に参加しました.松江には新山口から山陰線で行くのが最短ですが, 山陰線の特急の本数が極端に少ないので,岡山経由伯備線を使って5時間ほどで到着.中国山地の新見を過ぎた辺りからは一面の銀世界,雪を頂いた大山の美しい雄姿はすばらしかった.
   初日は松江の街歩き.駅周辺の新市街と,松江大橋を渡った橋北の旧市街のコントラストは面白い.歴史的風土保全地域の塩見縄手と松江城天守を見ながらの堀川の遊覧船はなかなか乙です. 2日目は島根大学の飯野先生,松江市役所の高田氏,オリコンの神田氏,それに私が特に興味を持っていた安来市広域生活バス(イエローバス)の石川市の講演を聴きました. 松江市は交通まちづくりに関する将来ビジョンと参加型市民組織による計画立案・実践を蓄積してきており,その中で幾つかの成功事例を作り上げてきている先進的,かつ着実なまちです.
   しかし,人口20万人程度の小規模な中核都市ならではの課題も見つかり,交通まちづくりの一般的ガイドラインや処方箋の作り方の難しさも感じた視察・勉強会でした.


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