シンポジウム「街を変えるデザイン」に溝上教授がパネラーとして参加しました.
2012.03.07

   3月7日に熊本城城彩苑ホールで開催された中心市街地活性化シンポジウム「街を変えるデザイン」に溝上教授がパネラーとして参加しました. このシンポジウムは、街の個性を育てるためには何を変え,何を変えない方が良いのかを探ることを目的に,多才な論客によって議論がなされました.
 第1部では,10月にまちなか工房で取り組んだ調査から見えてきた中心市街地への来街者の回遊行動特性を発表しました. 1回の買い物の消費金額は自動車利用者が大きいものの,来街頻度を考慮して年間に換算すると,実は市電などの公共交通機関利用者や徒歩による来街者の方が大きいなどが紹介されました. 第2部では街がキレイであること,キレイとは匂いや音も含めた景観がキレイであるとともに,生活者が活動する生き生きとした生息地が数多くあること.その生息地とは,親と子が遊ぶ場であり, 若者が大人への憧れをもって訪ねる場であり,文化を楽しむ場であり,高齢者が生き生きと散歩される場であり,仕事に頑張ってる姿が刺激として見てとれる場・・・なのかナということになりそうです.


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