第2回都市再生プロゼミ「都市再生の処方箋−その前にどうやって現況を把握するか?」を開催しました.

 去る6月17日の第2回都市再生プロゼミでは,スペースシンタックス・ジャパン株式会社の高松誠治氏に,「都市再生の処方箋−その前にどうやって現況を把握するか?」−について講演していただきました.都市再生を考えるにあたっての現況把握,つまり,物理的な空間の状況や人々の活動状況を客観的に把握することの重要性について整理し,その手法としてのスペースシンタックス理論の概要が紹介されました.また,この手法が実際に用いられたプロジェクト事例についていくつか紹介し,日本の地方都市においてこのアプローチを活用する可能性や課題について議論しました.