福井地域環境研究会設立30周年記念講演会で溝上教授が基調講演を行いました.
2009.11.28

 今年,創設後節目の30周年を迎える福井地域環境研究会の30周年記念講演会で,溝上教授が「公共交通でまちづくり−熊本電鉄LRT化計画の経緯が問うたもの−」 と題して,基調講演を行いました.奇しくも,もう一人の基調講演の講演者は前熊本県副知事で現在,内閣府地域中堅改革推進委員会事務局次長の金澤和夫氏でした.
 実は福井市は熊本市と姉妹都市であり,2度に渡る大事故を起こして運休していた京福電鉄を福井県や沿線自治体が上下分離方式 (軌道や車両は公共が買い上げ,運行を民間に委託する方式で,現在も沿線9自治体で支援中)によってえちぜん鉄道として再生させた経緯がある大した自治体です.