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2009.12.18
GJECスキームにより,ソウル市立大学のSeungjaeLee教授を客員教授としてお迎えしました.

 

今年,学術交流協定を締結したソウル市立大学都市科学研究学部のSeungjae Lee先生を, 12/17~12/27の11日間,GSSTのGJEC (Global Joint Education Center) の客員教授としてお迎えし, 大学院生を対象に’Transport Demand Modeling’についての集中講義を行ってもらっています.
 18日にはLee先生とGJEC国際部門長の岸田先生にも参加してもらって,黒髪食堂を貸し切って研究室の年末恒例のクリスマス会を開催しました. 丸ごと1匹のチキンや1,000円以下の簡単なプレゼントを交換するイベントでは大変盛り上がりました.
 ※《フォトギャラリー:2009年》にも写真をアップしています.

2009.12.15
ICAST Seoul 2009で,D1のYin Yanhongさんが研究発表を行いました.

 

12月11,12日の両日に,韓国梨花女子大学で開催されたICAST Seoul 2009で,D1のYin Yanhongさんが国際会議で研究発表を行いました. 発表のタイトルは下記です.
 Evaluation of urban compact level with a view to sustainable development, Yanhong Yin*, Shoshi Mizokami (Kumamoto University)
 Yinさんにとっては初めての国際会議での発表とあって,非常に緊張したようです.溝上教授の尽力で学術交流協定を結んだUniversity of Seoul の学生による研究発表も3件あり,発表修了後は学生達で焼き肉を食べに行くなど,学術交流だけでなく,国際交友も深めました.

 

2009.12.07
上之裏地区の出入交通量調査を行いました.

 溝上研と星野研が共同で実施している国交省の地域景観づくり緊急支援事業「地域資源を発掘し地域活動と連携させた回遊行動創出への取り組み」の一環として, 上之裏通り地区の地区内入出交通量調査,および断面歩行者調査を実施しました.この事業では,上ノ裏通りを「路上公園Park on the Road」とする計画です. そのために,自動車交通を排除することを目指した交通社会実験の実施や,どんな属性の人たちがこの地区に来ているかの把握を予定しており, そのためにも交通の実態を調査する必要があります.

2009.11.28
福井地域環境研究会設立30周年記念講演会で溝上教授が基調講演を行いました.

今年,創設後節目の30周年を迎える福井地域環境研究会の30周年記念講演会で,溝上教授が「公共交通でまちづくり-熊本電鉄LRT化計画の経緯が問うたもの-」 と題して,基調講演を行いました.奇しくも,もう一人の基調講演の講演者は前熊本県副知事で現在,内閣府地域中堅改革推進委員会事務局次長の金澤和夫氏でした.
 実は福井市は熊本市と姉妹都市であり,2度に渡る大事故を起こして運休していた京福電鉄を福井県や沿線自治体が上下分離方式 (軌道や車両は公共が買い上げ,運行を民間に委託する方式で,現在も沿線9自治体で支援中)によってえちぜん鉄道として再生させた経緯がある大した自治体です.

              

2009.11.08
溝上教授と栄徳さん(福山コンサルタント)の論文がEASTSでThe Best Paper Awardを受賞しました.

 11月16日から19日にインドネシアスラバヤで開催された第8回EASTS(Eastern Asia Society for Transportation Studies)国際会議において, 溝上教授と2009年3月に博士課程を修了し学位を取得した福山コンサルタントの栄徳さんとの共著論文
The Evaluation of Transportation Policies based on the Quality of Mobility Index by Capability Approach
が,The Best Paper Award for discovering Interest Factsを受賞しました.この論文は栄徳さんの学位論文の一部をまとめたものであり, 研究室の研究水準の高さと成果の有用性が国際的に認知されました.

2009.11.04
卒業論文の中間発表会が行われました.

 

昨日までの熊粋祭の盛り上がりが嘘のように,今日はシビアな卒研中間発表会です.計画研からは満を持して下記の5名が中間発表に望みました.

  内添 啓太 郊外居住者からのまちなか居住嗜好セグメントの分離とその特性分析
  古賀 雄也 合志市地域公共交通連携計画における交通社会実験のフォローアップ
  常法 智史 大規模事業所へのバストリガー方式の導入可能性に関する調査・分析
  高木良太 エリア課金における課金レベル・領域の同時最適化
  村野祐太郎 荒尾市における公営バス事業の民営化の事後評価

 相変わらず厳しい副査の柿本先生の突っ込みに,いずれも立ち往生したり頓珍漢な回答をしていました.今後の頑張りを期待しましょう.研究室内の卒論原稿締め切りは12月31日です!

2009.11.03
3年生が,熊粋祭の工学部探検で社会基盤設計演習の成果を発表しました.

11月3日(火)に開催された夢科学探検2009工学部探検で,この半年間,社会基盤設計演習で取り組んできた3年生諸君が
 グループ1:楽しい熊電に変えよう!!
 グループ2:キャンパス交通計画
と題して,成果のパネル発表を行いました.両グループとも各テーマについて十分な議論を重ね,独自の調査による現況分析と練りに練ったアイデア提案をおこない, 多くの来場者に説得力を持った説明を行いました.
 狙っていた「社会環境工学科賞」は残念ながら別のグループにさらわれましたが,達成感は十分に味わえました.

追:全てのパネルを見て説明を聞いた私の評価では,指導した教員の研究テーマの一面を紹介しているグループが多い中,自ら課題を想定し,それを観察して裏付け, 他事例を参照しながら,その課題に対する自ら考えた計画・政策を提案し,イメージとして他者に伝えるという,この社会基盤設計演習の主旨に最も適合しているのはグループ1だったと確信しています. 残念ながらグループ2は自ら足を使っていない,議論が煮詰まっていないため,提案に説得力が欠けました.


グループ1

グループ2

 

2009.11.01
新幹線・熊本駅工事現場見学会&私たちが考える熊本駅の未来ワークショップを開催しました.

 11月18日の「土木の日」の行事の一環として, 11月1日にJR熊本駅で第3回「新幹線・熊本駅工事現場見学会&私たちが考える熊本駅の未来ワークショップ」 を開催しました.午前中は,応募した約40名の市民の皆さんを2班に分けて,熊本駅西口と新幹線駅舎・ホーム,および東口駅前広場・ 再開発の見学会を実施しました.午後は4つの班に分かれて,私が考える未来の熊本駅を提案するワークショップを開催しました.
 開通前の建設中の新幹線駅舎とホームやレール敷設中の軌道に入る機会は滅多になく,参加した小学生を中心とした子供連れの家族にとっては非常に貴重な体験ができたようです.
 以下に参加者の意見の幾つかを紹介します.

・とても有意義な1日を過ごさせていただきました。見学・ワークショップも、とても楽しかったです。ワークショップの内容が、現実になる事ももしかしたらあるかもしれませんが…。 子供の発想も、いい意見が多いので、おいしい水、足湯、実現出来たらなと思います。ぜひ、来年も参加したいと思いました。
・建設中の駅等を見学する事が出来て、大変興味の深いものを見る事が出来ました。今後より、県民にとってより良い駅になるように検討してください。
・工事に携わる方々から現場で直接説明が受けられ、かつ個人の疑問について質問をし、その場で補足説明も受けられ大変有意義でした。このようなイベントは、今後も開催をお願いします。 是非参加したいと思います。午後のワークショップは子供も楽しく参加できました。ありがとうございました。

2009.10.31
城下町くまもと銀杏祭のお手伝いをしました.

 

まちなか工房を介して,今年も城下町くまもと銀杏祭のイベントのお手伝いを依頼されました. 昨年は銀座通りでの大がかりな歩行者天国で,レストランやホテル,商店街組織などなどが出した出店の手伝いや 訪問客数のカウントなどをしたのですが,今年は上通りでの射的やヨーヨー釣りなどの出店の手伝いが仕事でした.
 訪れた子供連れの家族も楽しんでいましたが,それと同じかそれ以上に楽しんでいたのは手伝った研究室の学生達でした.

2009.10.14
「あしあとランプ」が運用を開始しました.

研究室では,合志市地域公共交通連携計画の「合志市環状バス(右回り,左回りそれぞれ1時間おきに1日6便の環状バス)」交通社会実験にあわせて, 主要な5箇所のバス停に「あしあとランプ」を設置し,10月初めから運用を開始しました.
 1時間に1本くらいにしか来ないようなバスが,バス停をすでに出発したのか,それとも少し遅れているのか分からなくて困ったことがありませんか? この「あしあとランプ」はすでにバスが到着して出発したら「あしあとマーク」が反転し,「ともしびマーク」が点滅して,すでにバスが出発したことだけを教えてくれるという, 超ローテクバスロケーションシステムです.これにより,すでに目指すバスが出発したかどうかが分かりますので,頻度が低いバスの利用者にとっては安心感が得られます. 今後はこのシステムの価値などを評価していく予定です.
 詳しくは以下のHPを参照して下さい.
 http://www.its-alliance.jp 

2009.10.11
秋晴れのもと,第2回の新生工学部大運動会が開催されました.

昨年復活した新生工学部大運動会が,秋晴れのもと,今年も開催されました.この手の行事となると途端に活気づき,団結するのが計画研ですが, 今年もM2は3人全員,M1は1人,4年も2人,それに溝上教授も参加しました.社会環境工学科全体では昨年より順位を1つ上げたものの5位に留まりましたが, 研究室のみんなは順位などには全く関係なく楽しんでいました.このやる気を学生の本分に向けてくれると,どれほど良い卒論,修論ができることかと,毎年,そう思います.