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2012.03.23
卒科式,卒業式が挙行され,3人の修了生と4人の卒業生が巣立ちました.

 恒例の卒業式が3月23日に開催され,D3のYin YanhongさんとEmri Juli Harnisさんが博士(学術)の学位を授与されました. また,M2の高雅琴さん,古賀雄也君,村野祐太郎君の3人が修士(工学)を,4年生の相川航平君,石川琢也君,牧美里さん,松尾記美さんの4人が学士(工学)を授与され, 大学,研究室から巣立ちました.当日はこの時期には珍しく,生憎の雨でしたが,スーツや羽織・袴でビシッと決めた学生諸君が, 充実した6年,4年の学生生活を思い出し,社会人としての希望を胸に抱きながら,学位記を受領しました. 夕方からはキャッスルで謝恩会が行われ,暴風雨下での会場までの移動で全身ビショ濡れになりながらも, お世話になった先生方や同級生と懇親しました.ビッグになってまた会いましょう.

2012.03.07
シンポジウム「街を変えるデザイン」に溝上教授がパネラーとして参加しました.

3月7日に熊本城城彩苑ホールで開催された中心市街地活性化シンポジウム「街を変えるデザイン」に溝上教授がパネラーとして参加しました. このシンポジウムは、街の個性を育てるためには何を変え,何を変えない方が良いのかを探ることを目的に,多才な論客によって議論がなされました.  第1部では,10月にまちなか工房で取り組んだ調査から見えてきた中心市街地への来街者の回遊行動特性を発表しました. 1回の買い物の消費金額は自動車利用者が大きいものの,来街頻度を考慮して年間に換算すると,実は市電などの公共交通機関利用者や徒歩による来街者の方が大きいなどが紹介されました. 第2部では街がキレイであること,キレイとは匂いや音も含めた景観がキレイであるとともに,生活者が活動する生き生きとした生息地が数多くあること.その生息地とは,親と子が遊ぶ場であり, 若者が大人への憧れをもって訪ねる場であり,文化を楽しむ場であり,高齢者が生き生きと散歩される場であり,仕事に頑張ってる姿が刺激として見てとれる場・・・なのかナということになりそうです.

2012.03.03
土木学会西部支部研究発表会で研究室から7人が発表しました.

3月3日に鹿児島大学で開催された土木学会西部支部研究発表会で,研究室から以下の7人が研究発表を行いました.

高雅琴:GPSによるプローブ情報を用いた熊本市観光型レンタサイクルの利用特性分析
村野祐太郎:需要変動を内生化したインセンティブ報酬モデルの開発とその適用
相川航平:消費エネルギー削減の視点から見た熊本都市圏のコンパクト化の効果
石川琢也:武蔵ヶ丘団地の開発経緯とOld-Newtown問題の現況に関する基礎調査
牧 美里:来街者の回遊行動の調査とその分析モデル化に関する研究
松尾紀美:アクティビティ・ダイアリー調査データの分析方法とその活用策
Yin Yanhong:Additional Cost for Achieving the Minimum Energy Consumption in Kumamoto Region

いずれの研究も学術的水準は他に比較して格段に高く,発表も明瞭だったので,優秀講演賞総ナメを目論んでいます. Yinさんは帰国中でしたので,代わって連名者の溝上教授が久しぶりに発表をしました. 発表後,今どき珍しいゴージャスなリゾート風のサンサンロイヤルホテルに泊まり,バイキング形式の宴会を催しました.

2012.02.18
都市計画学会九州支部主催のシンポジウムで,溝上教授が基調講演を行いました.

2月18日(土)に熊大工学部2号館223教室で開催された日本都市計画学会九州支部シンポジウム「地域づくりと交通体系のあり方(その3) 駅とまちづくり」で, 溝上教授が「熊本都市圏における公共交通網の再編と運営の改革」と題した基調講演を行いました. 幸山政史市長の講演があることもあって,土曜日にもかかわらず,会場は100人を超える参加者があり,パネルディスカッションでは, 柿本教授のコーディネートのもと,活発な議論が戦わされました.

2012.02.17
卒業論文の発表会が開催されました.

2月17日(金)に,平成23年度卒業論文の発表会が開催されました.研究室からも以下の4人が成果を発表しました.    

相川 航平:消費エネルギー削減の視点から見た熊本都市圏のコンパクト化の効果
石川 琢也:武蔵ヶ丘団地の開発経緯とOld New-town問題の実態に関する基礎調査
牧  美里:中心市街地の活性化施策に資する回遊行動のモデル化
松尾 紀美:アクティビティダイアリー調査データの分析方法とその活用策についての一考察

今年度は例年にも増して取りかかりが遅く,一時は提出が危ぶまれましたが,さすが計画研,締め切りまでには計画的?に完成させ,卒論の学術的水準も発表のうまさも賞賛に値するものとなりました.しかし,もう少し前,前に計画を立てて欲しかったなあ. 最近は,基礎的技術のRやGIS,その他の汎用アプリケーションの使い方の勉強が実際に卒論で使い始める夏休み過ぎ以降になっています.また,研究室での汎用的な基礎的理論であるネットワーク分析と非集計行動モデルのゼミが十分にされていないことも, 卒論のスピードが遅くなっている理由です.ここ数年はこれらを修士の学生に任せていたのですが,来年度からは再度,私がやりますか!

追記:石川くんを撮影するのを忘れていました.ごめんね.

2012.02.14
修士論文の発表会が開催されました.

平成23年度の修士論文審査の発表会が開催され,研究室から下記の3人のM2の発表が行われました.       

高 雅琴:GPSを用いたパーソナルモビリティの走行軌跡データの利用可能性
     -熊本市レンタサイクル実験データを用いて
古賀 雄也:モビリティの質の視点から見た合志市地域公共交通総合連携計画の評価
村野 祐太郎:需要変動を内生化した地域公共交通に対するインセンティブ補助の理論とその適用

例年にも増して今年度の修士論文の学術的水準は高く,発表も堂々としたものになりました.