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2012.10.20
横浜国立大学中村文彦教授の研究室と合同ゼミを行いました.

   

10月20日は土曜日というのに,遠く横浜から研究室を訪問してくれた横浜国大中村教授の研究室との合同ゼミを行いました. 中村研究室は年に最低2大学を訪問して互いの研究内容を紹介し合う合同ゼミを行うと共に,学生諸君と共にその地域の都市と交通の現場を見て回ることを目標にしているということです. 今回は,研究室の活動に興味を持っている3人の3年生と3人の研究室の学生(当日は関東地区計画系研究室野球大会のため, 男子学生は全員,野球大会に参加のため,この6人は全員女子学生)と,BRTと都市構造の整合的整備で有名なブラジルクリチバのパラナ・カトリカ大学からの4人の研究者 (ファビオ教授と3人の社会人大学院生.このうち2人も女性),計10人を連れての訪問でした.中村先生は,国内は元より,先生が出張する海外にも学生を連れ出す企画を用意し ,視察するという徹底ぶりです.プロジェクト予算から補助はするものの,大半は自費で,海外の場合は現地集合ということでした.すごい! ゼミ修了後は,黒髪という学生街の中では珍しくオシャレで洋風な黒髪食堂に25人もでおしかけ,半ば立食状態の懇親会を行い,親睦を深めました.

 

2012.10.07
今年も工学部大運動会が開催され,研究室のみんなで参加しました.

  秋晴れの10月7日(日),今年も工学部大運動会が開催され,研究室のみんなで参加しました.溝上教授は前日の夜遅く,広島西条酒まつりからかなり酔っ払って熊本に帰ってきたばかりでしたが,朝から参加しました.最初はムカデ競争に出走予定でしたが,万が一,骨折でもしたら回復に時間がかかるので,綱引きに種目変更.非力ながら精一杯,頑張り,2勝して優勝決定戦まで持ち込みましたが,あまりの疲労のせいで決勝戦ではリタイヤとなりました. 最終の団対抗リレーでは,優位に進めていたものの,一人が負傷したために,総合順位は?位に終わりましたが,秋晴れの中,みんなで心を一つにしてからだで頑張るのは良いものです.

2012.10.05
溝上教授が広島大学の日本交通研究会で講演を行った翌日は西条酒まつりでした.

 10月5日の秋晴れの中,溝上教授は広島大学の藤原教授に招かれて,日本交通研究会で「熊本都市圏におけるバス事業再生に対する学術的視点」と題して講演を行いました. これは,この数年間,熊本都市圏のバス輸送のあり方検討協議会と熊本公共交通協議会において,副座長の溝上教授が積極的に提言してきたゾーンシステムによるバス路線網の再編・ 評価手法やインセンティブ補助制度の導入など,一連の提言に対して学術研究の視点からどのように取り組んできたかを紹介したものです. 翌日は,尾道からしまなみ海道を渡って今治までの街と社会基盤施設を視察しました.その後,西条の酒まつりに参加.西条は日本酒の醸造所が多くあって, その日は無料の振る舞い酒や限定酒の試飲を中心に,当たり周辺は屋台だらけで,まるで街ごと模擬店のような雰囲気で, 数カ所の酒蔵での試飲と大型かっぽ酒ですっかり良い気持ちになってしましました.酒がテーマにもかかわらず,一部の学生らしき若者を除いてはへべれけになった参加者はほとんどおらず, 酒と会話とまちなかの回遊を楽しむことができた,非常に良い祭りでした.
熊本にも人吉の焼酎と高森の酒まつりがあります.車で遠出しないと行けないので,これまで行ったことがなかったのですが,今度は泊まりがけで行ってみようと思います.

              

2012.10.04
熊本都市圏パーソントリップ調査の広報のため,くまモンと一緒にビラ配りをしました.

 

 2012年10月から第4回熊本都市圏パーソントリップ(PT)調査が始まります.今回のPT調査の特徴は,1)13万世帯への郵送配布・回収, 2)付帯調査として,①都市交通に関する意識,②60歳以上の方の外出に関する意識,③住まいに関する意識の3調査をそれぞれ異なる数万世帯を対象に調査すること, 3)スマホアプリ自主ダウンロード型パーソンプローブ調査を紙ベースの調査に同期させて実施することです. 市民にはPT調査が十分に広報されていないようなので,10月3日の午後1時間ほど,村田熊本県副知事,高山市長に加えて,くまモン(熊本県), ひごまる(熊本市),ころう君(菊池市)といったご当地キャラたちと一緒に,下通りアーケードのパルコ前で広報用のビラ配りをしました.副知事も市長もおられる上, ひごまるもころう君も踊ったりポーズを決めたりして精一杯のアピールをしているのに,通行人のお目当てはくまモンに集中.これで,PT調査の実施が市民の皆さんに周知されればそれはそれで良いのですが.

2012.09.26
修論の中間発表会が行われ,梶原君が発表をしました.

     

 9月26日に修士論文の中間発表会が開催され,梶原君が「協調の進化ゲーム理論を用いたバストリガー方契約の成立条件の解釈」と題して発表を行いました. 卒論で行った金沢大学と北陸鉄道との間で行われたバストリガー制維持のための条件を,新たに進化ゲームによって解釈しようという野心的な試みです. 自分から過去の文献を参照し,進化ゲームの基礎を勉強して,進化ゲームの発展形を適用しようとしており,面白い研究になりそうです.

2012.09.25
溝上教授が埼玉大学久保田研究室でミニ講演を行いました.

     

  学術小委員長として11月2~4日に開催される土木計画学研究発表会秋大会の会場視察と準備状況の確認のために訪れた埼玉大学の久保田尚教授と小嶋文助教の研究室で, 熊本都市圏におけるバス路線網と事業の再編計画に関する講演を行いました. 関東人が九州の各県の位置が分からないとの同様,九州人には南関東の地理・地勢はあまり分かりません.また,お笑いの「だ埼玉」のイメージがあったのですが, さいたま市は浦和と大宮と与野という40万規模の都市が合併した政令市で,京浜東北線や高崎線,埼京線など,多くの鉄道も走っている大都市でした. 写真は大宮駅前のペデストリアンデッキです.

2012.08.28
ソウル市立大-カルガリー大-熊大3大学ジョイントセミナーがソウル市立大学で開催されました.

 2006年以降,交流を続けているソウル市立大と,カルガリー大と熊大の3大学によるジョイントセミナーがソウル市立大学で開催されました. この3大学ジョイントセミナーも今回で7回目を迎えました.今回は熊大から5人の教員と7人の学生が参加し,それぞれの研究成果を発表しました. 研究室からも溝上教授の他,D2のZouさん,M2の梶原君が参加し,研究成果を英語で発表しました. Zouさんは英語が上手なので何の心配もありませんでした.英語での発表が初めての梶原君は,発表練習のときの原稿とPPTは意味不明のことが多くありましたが, Zouさんの協力で非常に良いものになりました.また,発表の朝から極度の緊張でしたが,発表はなかなか良くできました.やればできるものです.

2012.08.28
ICASTの共催依頼のため,ソウル市立大学の学長を訪問しました.

     

 2012年のICASTをソウル市立大学で開催するため,溝上教授が同大学の学長を訪問し,協力を正式に依頼してきました. ICASTは学生が主体になって企画,運営する国際セミナーで,今回で7(?)回目を迎えます.熊大計画系とカルガリー大学, およびソウル市立大学とで持ち回りで開催している3大学ジョイントセミナーも,今年で7回目を迎え,両大学間の交流の成果として, 今年のICASTソウル市立大学開催が決まりました. 日程は10月29,30日で,本学からは70名以上の学生が参加します. 

2012.08.10
オープンキャンパスで「地域公共交通の再生」を展示しました.

 8月10日に開催された熊大工学部オープンキャンパスでは,交通まちづくり研究室は「地域公共交通の再生」と題して研究室公開を行いました. 当日は多くの高校生や父兄の方々が訪問されましたが,展示した電チャリと電動カートモンパルにも試乗してもらい, GPSで移動軌跡をトラッキングし,消費カロリーと削減CO2を算出してあげました.また,自転車とトリガーバスに関するSP調査も実施しました. 高校生だけでなく,やってる研究室のM2の梶原君もM1の相川君も結構楽しんでいました.

2012.08.08
熊本中心市街地活性化セミナー(まちなか工房8月学習会)を開催し,溝上教授もまちなか工房を代表して講演を行いました.

 

 熊大工学部まちなか工房・すきたい熊本協議会の共催,(株)まちづくり熊本の後援で,2012年8月8日の15:00より,駕町の日専連ホールで, 「九州新幹線全線開業で熊本都心部はどのように変化したか?~開業直後と1年後を比較して~」と題した熊本中心市街地活性化セミナーを開催しました. 2年前に,熊本市の中心市街地の回遊動向を経年的に調査していた福岡大学都市空間情報行動研究所FQBICが, 新幹線全線開通によって熊本や鹿児島の観光入れ込み者はどうなるかを講演した際,鹿児島は入れ込み者はあまり延びず, 熊本は大きく増加するという予測を立てていたのですが,実際は必ずしもそうはなっていないことを踏まえて,再度,入れ込み実態と中心市街地の回遊動向調査の分析結果を発表してもらいました. これを受けて,熊本市の中心市街地活性化のための,熊本でも「中心市街地の空間構成と歩行者回遊行動の調査・分析フレームワーク」のもと, 類似の調査・分析を行っていることをまちなか工房代表として溝上教授が講演を行いました.