大本照憲の紹介

プロフィール 研究のビジョン 研究業績 学生諸君へ
企業の皆さんへ


プロフィール
所属・職名 環境システム工学科  助教授(大学院自然科学研究科兼担)
氏名 大本 照憲(OHMOTO Terunori)
最終学歴 九州大学大学院工学研究科 水工土木学専攻修士課程(1981年3月)
学位 九州大学(1991年4月)
専門分野河川環境工学
所属学会日本土木学会、日本流体力学会、 日本自然災害学会、日本混相流学会 押
研究のビジョン
研究のビジョン 望ましい流域環境を創造するには、
(1) 川の流れ、流砂、水質等の物理化学的性質や生態系等の自然現象に対する理解
(2) 人間の川に対する要求の歴史的把握
(3) 自然と人間を共生させる工学的手法の開発
が必要である。研究は上記の視点から展開されており、 河川乱流の大規模渦、流砂、植生および河床変動の相互作用系に関する解明、 水制やデルタ・ベーン、階段工等の水理構造物による治水・環境機能の強化、 江津湖の流れと生態系、白川・緑川河口域干潟形成機構および加藤清正の治水工法に関する研究等である。
学生諸君へ
学生諸君へ 人間が真水を得るために頼りにしたのは川や湖沼であり、 文明を形成するための条件として川が不可欠であったのは歴史を考えれば自明の事です。 この様に川と人間との付き合いは長いにも関わらず、その関係は必ずしも旨くいっているとは言えません。 その主たる原因は、相手が判らないことによります。河川という自然に人間がどの様に関わるかが、 現在の土木技術者に問われています。自然の力が圧倒的に優勢の時代には人間は自然に従属した 受け身の技術(伝統的河川工法)を生み出し、さらに自然の力を封じ込め制服するための努力が 近代河川工法として結実し、現在、川と人間とが共生可能な自然環境の復元・創造技術の開発が模索されています。
企業のみなさんへ
企業のみなさんへ 「多自然型川づくり」あるいは「近自然(再自然化)河川工法」が多くの川に適用され、 従来の無表情な川から彩り豊かな本来の川へと甦りつつあります。しかし、中には川に対する 理解が不十分で拒絶反応を受けた施工例も少なからず見られるのも事実です。自然を相手にする 河川事業においては、川の個性を知り、その事業がもたらす副作用に対する予測能力をさらに 高める努力が求められているように思います。これまでに、建設省、福岡県、熊本県、 コンサルタントとの方々との共同研究や技術指導の実績も有りますので、川に関わる質問や 共同研究の希望が有りましたらお気軽にご連絡下さい。
研究業績
研究業績 論文[最近5年間]
大本照憲,平川隆一,”越流型水制群を有する開水路流れの三次元構造”,応用力学論文集,Vol.2,pp.599-608,1999.
林俊一郎,大本照憲,矢北孝一,平川隆一,”風上差分スキームを用いた直接数値シミュレーションの基礎的研究”,応用力学論文集 ,Vol.2,pp.665-672,1999.
大本照憲,成合功光,矢北孝一,”急勾配階段状水路における流れの内部構造”,水工学論文集,第43巻,pp.305-310,1999.
大本照憲,福井洋幸,林俊一郎,”水生植物を伴う流れの三次元構造について”,水工学論文集,第42巻,pp.427-432,1998.
大本照憲,”加藤清正の遺構「鼻繰り井手」の流水制御”,水工学論文集,第42 巻, pp.283-288,1998.
他4件

国際会議[最近5年間]
Terunori OHMOTO,Syunichiro Hayashi, "Interaction between Secondary currents and Sediment Transport in River Confluence",Proceedings of th 11th Congress of Asian and Pacific Regional Division of the International Association for Hydraulic Research,pp.881-889, 1998.

講演発表[最近5年間]
矢北孝一,大本照憲,”白川河口域における流れと干潟の相互作用”,土木学会第54回年次学術講演会,第II部,pp.494-495,1999. 他28件

解説・展望[最近5年間]
大本照憲,”直線河道における二次流の掃流力への影響”,土木学会水理委員会基礎水理部会研究分科会報告,pp.119-127,1996.
資料[最近5年間] 大本照憲,”加藤清正の治水・利水工法に関する一考察”,土木史研究,第18号 , pp. 265-270,1998. 大本照憲,”加藤清正の遺構「鼻繰り井手」について”,第3回河道の水理と河川環境に関するシンポジウム論文集、pp.37-42,1997 他4件