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熊本大学 工学部 社会環境工学科 大津研究室/重石研究室



本研究室の全体のテーマは、コンクリート構造物の劣化・損傷を定量的に評価するために、非破壊検査手法によるコンクリートの診断を行うことです。この研究テーマに基づき、SIBIE班、塩害班、SiGMA班の3つの研究チームに分かれ、学年の域を超えて協力し合いながら実験や解析等の研究活動に励んでいます。


SiGMA グループ

SiGMAグループ(永井)

非破壊検査法の1つであるAE法は,微細レベルでの破壊現象に対して高い検出能力を発揮し,直接確認することが困難なコンクリート内部の破壊進行状況を把握できます。さらにAE波動の理論に基づいたSiGMA解析より,コンクリート内部の微小破壊の進行過程を理論的かつ定量的に把握でき,視覚的にも容易に把握できるようになります。

Corrosion グループ

Corrosionグループ(川崎)

塩害の劣化進行過程では「鋼材の腐食開始時期」と「コンクリートの腐食ひび割れ時期」の2つの明確な時期があります。塩害による劣化を評価するためには,これら2つの時期の正確な予測が不可欠です。AE法では,これら2つの時期を検出できることが確認されています。

SIBIE グループ

SIBIEグループ(吉良, 永井)

コンクリート構造物では,表面ひび割れ・剥離やPCグラウト未充填といった内部空隙の有無がコンクリート表面の剥離や鉄筋腐食を引き起こし,構造物の耐久性を損なうことが考えられます。コンクリート構造物の内部欠陥を検出する非破壊検査法の1つとしてインパクトエコー法が用いられています。この手法は,周波数スペクトルのピーク周波数から内部欠陥の位置を判断する手法です。

骨材再生技術やAE法,セメント複合材料の評価などについて研究しています。

A グループ









B グループ









熊本大学 工学部 社会環境工学科
複合材料研究室/環境建設材料工学研究室

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