景観デザイン研究室Hoshino Lab.Kumamoto Univ
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川内川/曽木の滝分水路景観検討概要
川内川は平成18年の豪雨により、激甚災害対策特別事業に指定され、概ね5ヶ年間において、 本川における洪水の一部を分担させる分水路事業である。 対象地区に位置する曽木の滝は、伊佐市を代表する景勝地であるため、 良好な景観を保全・形成しながら事業を進める必要があった。 九州大学大学院の島谷幸宏教授や、熊本大学大学院の小林一郎教授ら学識経験者をはじめ、 地域代表者で構成される景観検討委員会を立ち上げ、これまで4回の委員会を行っている。 委員会では「周辺地形に馴染み、平時の利活用が可能となる分水路」という基本方針が打ち出され、 500分の1の骨模型や粘土模型をはじめとする模型を作製し、小林研究室が作成した3Dモデルと合わせ、 分水路形状の検討を行った。 現在は、周辺の観光地と一体となった利活用の計画を行い、分水路完成後の、人々の活動の展開を視野に入れ、プロジェクトを進めている。
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