●学生発表
研究室に配属されたら、研究以外にもその成果を発表する学会があります。
4年生のうちは卒業論文の発表が主ですが、大学院では国内外の様々な学会で発表する機会があります。
学生は英語論文やプレゼン発表などの場数を踏むことで、プレゼンテーション力と英語力が鍛えられていきます。
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B4の中間発表 |
学生の発表を見つめる佐藤先生 |
国際学会の会場 |
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●X線CTスキャナー(非破壊検査装置)を用いた研究
佐藤研は非破壊検査技術の一つである
「X線CT法」を用いた研究が出来ます。
熊本大学は
産業用と
マイクロフォーカスの2台のX線CTスキャナーを保有しています。
このX線CTスキャナー装置は、岩石・コンクリート・金属などの高密度の材料内部を非破壊で可視化できる装置です。
CTは医療用の検査に用いられるだけでなく、現在では土質力学や岩盤工学、破壊力学など、様々な分野で研究への応用が進んでいます。
〇 産業用X線CTスキャナー
産業用X線CTスキャナー
産業用X線CTスキャナーは、医療用に使われているCT装置よりも電圧の高いX線(最大320kv)を照射できます。高電圧のX線はコンクリートや岩石などの密度の高い物体内部も透過できるため、実験試料内部の密度変化を観察することが可能です。さらに医療用のCT装置と同じく、撮影した画像を再構成して実験試料の”3次元画像”を作成することも出来ます。
〇 μフォーカスX線CTスキャナー
µフォーカスX線CTスキャナー
産業用のCT装置よりも、細かいµスケールで試料の内部構造を可視化できる装置です。
2010年度から運用が始まりました
この2タイプのX線CTスキャナーを研究の強力なツールとして活用しています。
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●X-EARTHセンター
佐藤研は
「X-EARTH」センターという組織に所属する研究室です。
この「X-EARTH」では、X線CT法を用いた研究を行っている国内外の大学や研究機関と連携しています。
この組織では岩盤力学の分野だけでなく、考古学や海岸工学などの広い分野に渡り、X線CT法を用いた様々な研究成果を共有しています。
詳細は
X-EARTHセンターのサイトを参照してください。
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研究室
研究室の場所は、工学部研究棟Iの8階になります。
研究室は尾原研究室と共用で、各種イベントや飲み会なども尾原研と共同で開催してます。
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ゼミ週一
佐藤研のゼミは基本的に週に一回行っています。
配属された4年生には、いくつかの課題がでます(難しい課題ではありません)。
実験が始まると結果の報告を行ったり、発表の予行練習などを行います。
今後の研究の方針を決める大事な行事です。
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実験
実験は学生主体で行います。実験装置や道具がなければ自分たちで設計を行うこともあります。
実験後は解析ソフトを使い、画像処理や数値予測などを行います。
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研修
大学院では様々な研修の機会があります。現場での研修は学部で学んだ知識を肌で感じることのできる貴重な経験になるでしょう。
中には土木とは一味違う資源系の研修に参加することもあります(※参加は任意です)。
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宇部の石灰石鉱山見学 |
GPS誘導の石灰石運搬トラック |
トンネル現場 |
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学会の後にはオプショナルツアーが
ある場合もあります。
(写真は韓国のトンネル建設現場) |
天然の地下空間
鍾乳洞 |
海外のインターンシップに参加する学生
もいます
(写真はオーストラリアの石炭鉱山) |
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キャンプやイベント
佐藤研と尾原研で毎年キャンプを行います。また、研究員たちで様々なイベントに参加しています。
定期的にブログ”
KUMAROCK”にて報告していますので、興味のある方は参照して下さい。
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軍艦島見学 |
BBQ |
キャンプ |
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インターナショナルバルーンフェスタ |
川遊び |
夜は花火など |
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月一飲み会
佐藤研では尾原研と合同で月に一度飲み会を計画しています。
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佐藤研設立(2005年以来)学生の就職先です。
熊本市役所 大林組 東京設計事務所 鹿島道路
東芝プラントシステム DELL 肥後銀行 九電工
電源開発 西井塗料産業 新菱冷熱工業 日本道路
西日本旅客鉄道 など(~2010年)
順不同
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Q. 研究時間はどれくらいですか?
A. 朝10時から夕方5時までが基本的な研究時間となっています。
Q. インターン参加や長期の旅行に行くことができますか?
A. 可能です。ただし、先生と相談し、研究計画をしっかり自己管理した上で行っています。
Q. どこに研究室があるのかわかりません。どこですか?
A.
※研究室参照 研究棟Iの8階です。「ジオメカニクス研究室」という看板が表にあります。
Q. 研究や勉強はきついのでしょうか?
A. 楽しいですよ。
Q. アルバイトはできますか?
A. 禁止はしてません。ただ研究のコアタイム(AM10:00~PM5:00)は守って下さい。
このほか、研究生活について質問がある方は、いつでもお気軽にご訪問ください。
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