2007年3月
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生涯の『コト』
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私は、7年前、滑り止めで受けた、この土木の世界に、何もわからないまま、足を踏み入れました。
先が見えないまま出席した入学式で、当時の学科長である小林先生が、こう言いました。
「生涯の友をみつけなさい。それだけで、いい。」と。
言葉の意味もわからず、でも、「土木の勉強はよくわからないけれど、それならできる」という気持ちだけで、気がついたら7年も大学にいました。
この春、生まれ育った熊本を離れ、大学からも去ります。
この7年間を振り返って、自分の得たものは、「生涯の友」はもちろん、「生涯の『コト』」でした。
その「コト」を体験したから、「友」ができ、「モノ」をつくり、「これまで」に気付き、「今」があり、「これから」に繋がる。
是非、
「生涯の『コト』」をみつけてください。
photo&text/Yukika NAKASHIMA