研究室の概要

10.目次の作り方

1.論文タイトルは大切


 

・名刺代わり
・短ければ短いほどいい
・常にレジュメに書く

2.論文タイトルを展開していく

 


・ゆずれないものは何か?
・ゆずれないものを指し示すために,すべきことは何か?(3つぐらい)
→ 各章の骨子になる
・1章は,背景,目的,章構成
・5章(最終章)は,それまでの小結のまとめ,と1章の裏返し
→ 目次の完成

3.目次は大切

 


・目次 + 背景,目的,章構成,各章のタイトル,リード
→ これが,拡張目次(エクステンション目次)

4.各章タイトルも大切(論文全体と相似形の,入れ子構造になっている)

 

 

・章タイトルは,その章で言いたいこと,指し示すこと
・リード:その章での目的(言いたいこと)と、目的を果たすためにやること=3つ程度
を簡単に文章でまとめたもの。
・上記の3つ程度のやることが,各節のタイトルになる(入れ子構造)
・2章~4章ぐらいのリードを繋ぐと,研究の骨子(やること)になる。

5.論文の拡張

 


・エクステンション目次に各章1個図表を載っけたら2頁の発表原稿(西部支部程度)
・各節に1個図表を載っけて,ちゃんと文章をかけば4頁の発表論文(土木史,計画学)
・さらに,論理的に文章を書けば,投稿論文のレベルになります。

←→ これとは反対の流れで,書けるだけ書いて,図表作りまくって,コンテンツを確保してから削っていく論文作成方法もある.田中研では,この両方をやって調節している.


<2010.12.02 hara4>

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