2009年3月
title/「一歩前へ」
comment/
昨年(2008年)を思い返してみると、
私と私を取り囲む環境(人、モノ…)との関係
(ここでは、以下境界と呼ぶことにしよう)
を考えさせられた一年でした。
その最初のきっかけとなったのが、九州外での就職活動です。
説明会や面接で出会った九州外の学生と九州内の私との違い。
その境界の圧倒的な差を痛感させられました。
しかし、この一歩は、数年前の私では考えられなかった一歩でもありました。
そんな中で、広い意味での境界を
考えさせられたのは、就活の合間に見た伊勢神宮との出会いです。
あの自然の中で体験する行き止まりと、
その先に見える白布のカーテン。
あの体験は、現在の生活では感じることの少なく
なった日本人観のひとつだと思いました。
この出会いが、私と現在の日本人観、
そして過去の日本人観との境界を考えるきっかけとなったのです。
こんな風に、昨年は最初の一歩が次の一歩へと
繋がっていった(または繋げていった)ように思います。
そんな私の経験から、過去の自分では
踏み出さなかったであろう一歩を踏み出すことが大事だと思います。
その一歩が、また次の小さな一歩のきっかけに、
その一歩が、新たな境界を考えるきっかけに
なるかもしれません。
また、そんないろいろな一歩から、
様々な境界(私と研究室、九州内外…)で、
今私が何をすればよいのか(立場、役割…)
photo&text/Hiroto IMAI