2009年12月
title/世界を変えることについて。
comment/
なんてタイトルですが、別にそんな重たい話じゃないと思います。多分。
どうせ含蓄のある事なんて書けないので、最後だし、
少しくらいいいかなーって、自分の事を書いてみようかと思います。
僕は、一つの哲学?でもって、この世界を認識するようにしています。
『自分が観たり聞いたりしている世界が全て』という風に。
極端に言うと、彼の世界とかテレビの向こうとか、世界のどこかとか、そんなものは存在しないみたいな考え方です。
コレだけ書くと、凄い人間的に小さいと思われるかもしれないですけど、そのとおりだと思います。
無限に広がる世界の現実だとか、そんな事はどうでもいいと思ってます。
この考え方って凄くいいところがあって、それは
『自分が変われば世界が変わる』って事です。
殻を破って新しい事にチャレンジしたり、色々な人と喋って、自分自身が変わると
本来とは何の関係もなく、世界は大きく変わります。
まぁ当然といえば当然ですね。でもなんか、凄くないですか?
自分に同情とかも、しなくなります。
つらい事とか大変な事も、自分が望んでいる世界の出来事だと思えば不思議な感慨で迎えられたりします。
自分への同情は、永沢さんもダメだって言ってました。
本当に譲れないものとそうでないものを明確にしながら、世界を変えていくっていうのは、
なかなか難しい作業であり、不思議と簡単でもあります。
あれだけ我慢できなかった事が、あることの為ならいくらでも我慢できたりとか、なんか、次々変わっていくんですよね。
きちんと認識した上で、選んでいくって事が大事なのかなと思います。
知らないで色々変えていくのは、かっこわるいですしね。
自分を変えてしまう事に対して妥協だとか諦めだとか思ってしまいがちです(僕も)。
でも世界そのものが変わってしまうんだから、大した事じゃないんかなーと思ったりします。
まぁこんな事を長々と書いてもしょうがないですね。
なので、少しはためになりそうな事を書きたいと思います。3年間の過ごし方についてです。
4年生のうちはいっぱい本読んだり、モノを観たりした方がいいと思います。
まず自分は何がしたくて何が好きなのかって事をきちんと確認する事が大事です。別に決め込んでしまう必要はないですけど。
M1になったら、コンペやなんかで色々アウトプットしてみるといいと思います。
一通りやったらまた本を読んだりします。やりたい事とか興味のある事がより明確になってきますね。
M2になったら、またその繰り返しが出来るといいかと思います。
前半はアウトプットをやって、後半それを固めて補う作業をやる。
そんな感じで修論も完成させられるといいですね。
結果として僕はこの半分しか出来ませんでした。まだまだですね。
やりたい事ややるべき事もまだまだ明確じゃありません。全然ダメですね。
でも、ようやく手が動き始めて、ぼんやりし始めた3年前(まだ3年しかやってませんでした)に比べたら、少しは成長したように思います。
何でかっていうと、世界が大きく変わった。そんな風に感じれるからです。
写真は、飛騨周辺の農村の風景です。コレを素敵だと感じれるようになっただけでも大きな成長なのかもしれません。
日本らしい風景なんじゃないでしょうか。将来、こんな世界を変えながら守っていける人間になりたいなーなんて思ってます。
もちろん地元も。
それぞれの世界が少しずつでも変わればと願いながら
僕も日々、世界を変えていきたいと思います
photo&text/Nobuaki HASUO