2010年2月
title/25
comment/
デザインするときに、僕なりのバックグラウンドみたいな考え方がある。当たり前な考えのようなきがするけれど、いいものを真似をすること。(参考にするという言い方がいいかもしれないかな。)けれど、真似だけではデザインではなく、そこから自分で創造する。
あと、流行ものに乗っかるのではなくて、アンチ流行みたいな気持ちでやること。(とか、いいながら流行モノとかは好きなんですけどね。)
この考えは、バンドしてるときに、思ったことだけど、今やっていることにも通じてるんじゃないかなと思ってる。曲をつくるときに、イメージはこの曲で、でも最後はこの曲みたいにしようとか言って、つくってた。(曲つくってるときが一番楽しかったな。)
そのときの流行というかモテるバンドは、大衆受けしそうな歌詞でメロディックな曲をしてるバンド。けど、そんなの好きじゃないし、もっとかっこいい音楽はあると思って、アンチ大衆受けみたいな感じでやってた。(幕が開いた瞬間お客さん全員座ってるときとか、ものすごくテンションあがった。でも、別のライブで、ものすごい人混みのなか外人さんが拳突き上げてるのが見えたときもテンションあがったなー。しかも、午前3時。)
あと、フライヤーもつくったなー。ステッカーもつくった。Tシャツもつくったし。サークルのポスターもつくったねー。(最初は、これらの画像を詰め込んだものにしようとしたけど、あまりにもHPとアンバランスだったので、やめました。)
言いたいことは、研究室でやっていることだけでデザインを学んだり、デザインするだけじゃなくて、ほかの場所でデザインすること、なにかつくることをやることも必要だと思う。
土木って、『環境』をよくするために、『モノ』をつくるというイメージがあったけど、ちょっと違うと感じてる。『モノ』をつくっているようで、『環境』をつくっていると思ってて、『デザイン』はそういうことと思ってる。
いろんな『環境』でデザインすることが、自分の中の『デザイン』をつくっていくのではないかな。
ただ、この考えが絶対に正しいとも今後ずっと思うのかもわかりませんが、今は思う。
これから僕はもっと成長するし、更なる良い考え、想いが浮かぶはず。
アップデートを繰り返していきます。
−・−・−・−・−
わけのわからない話から変わりまして、現在はまっていることについてちょっとだけ。
真夜中、車もほとんど走っていない広い道路を自転車で走ること。
行き先もわからぬまま、暗い夜の帳のなかへ。
思考は止め、時間も忘れ、ただこぐ。
風の音、タイヤとアスファルトの摩擦音を聴きながら、ただこぐ。
冷たい風が頬をうち、路面からの振動を感じながら、ただこぐ。
自分の進む道だけが明るく、いつもとはちがう街並みを見ながら、ただこぐ。
ただそれだけ。
ごみ箱を空っぽにする感じ。
でも、足には乳酸が溜まる。
そんな時間をみんなも探してみてはいかが?
TOPの写真は、そんなことしてるときに撮った写真。
題して、「25の夜」。
ちなみに、盗んだ自転車ではございませんし、自由になれた気もしません。そこが25。
photo&text/Ryota YAMAMOTO