椋木先生がインドネシアのスラバヤ大学のグループとオンライン勉強会をしました。勉強会にはRia先生を中心に椋木研出身のRendyさんとMahendraさんそして1年間の短期留学できていたNilaさんとAndiさんがさんが参加し,NilaさんとAndiさんの博士論文の内容について議論しました。Nilaさんは廃棄物処分場の遮水材料にジオポリマーと呼ばれる焼却灰を利用する研究をしており,椋木研では,拡散実験や吸着実験,数値解析のやり方を学びました。Andiさんは,河川の土砂輸送の数値解析をするために椋木研に来ました。辻本先生とも一緒に研究をしています。他に,日本語がとても上手な東京大学出身のYani先生とWarnana工学科長も参加されました。とても仲の良いファミリーのようなグループです。
インドネシア・スラバヤ大学から2018年から2019年の1年間滞在したNila Sutraさんの博士論文最終審査会が行われ,椋木先生も審査員としてその審査会にテレビ会議システムで出席されました。
Sutraさんは,椋木研でお母さんになった第1号です。新しい家族が増え,限られた時間の中で埋め立て廃棄物処分場の現地土にアンモニアの吸着性能があるジオポリマーを混合させて,ジオポリマーの有効利用と新しい遮水材料の透水,拡散,吸着実験を実施し,研究に従事されました。学位は,スラバヤ大学卒業ということになりますが研究室としては3人目の博士号修了者としてカウントします。