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共同研究を行なっている明和製紙原料株式会社 代表取締役の駒津慎氏と、椋木教授の対談が紹介されています。

対談はこちらからご覧ください。


微生物を用いた地盤改良技術(MICP)の分野で2021年より共同研究を行なっている、明和製紙原料株式会社 代表取締役の駒津慎氏と椋木教授の対談の様子が、明和製紙原料株式会社様のホームページに公開されています。

土に古紙を加えることで土中の微生物の代謝を促進し、微生物によって生み出された炭酸カルシウムが土の粒子を繋ぎ合わせる役割を持つことが判明しました。この技術を地盤改良に応用することで、液状化対策や土砂災害の軽減に役立つと期待されています。またこの技術は、他の地盤改良技術と違いCO2を排出しない点や、コストの削減、さらに古紙を再活用できる点などから、SDGsに大きく貢献できると大きな注目を集めています。
本研究室が有する、X線CTによる土の内部構造を可視化する技術もMICPの研究分野に活用し、今後MICPはさらなる発展が期待されています。