【福原貴徳】(4年生:熊本市役所へ勤務)
このたび支給していただいた太田育英奨学金については、熊本大学4年在学中専門科目の研究及び県内外の橋架・公園・ダム等の視察研修等に有意義に活用させていただきました。主な視察研修先は西原X橋、鮎返り大橋(矢部)、霊台橋(砥用)、レインボ−ブリッジ(東京)、新宿御苑(東京)、海水揚水発電(沖縄・国頭村)などです。
その結果、都市部・山間部等異なる環境の中で、いかにして環境の保全に配意しながら施設等の整備を行っていくべきかなどについて多くのことを学ぶことができました。
今後は、在学中学んだことを基礎に、更なる自己研鑽に努め、真に地域社会に役立つ仕事を実践していく覚悟です。
------------------------------------------------------------------------------
【中尾雅治】(4年生:熊本大学大学院自然科学研究科へ進学)
このたび、太田育英奨学金を授与させていただきありがとうございました。心より感謝を申し上げます。
私の父親は中間処理業を営んでおり、大学に入学して以来、私は勉学と共に両親の仕事の手伝いをしてきました。現在、会社では焼却灰の再資源化に取り組んでいます。大学に在学期間も、熊本大学で開かれた第2回、3回の廃棄物再資源化研究会のシンポジウムへの参加やプレゼン資料を作成や、福岡で開催されたリサイクル資材の展示会を見学するなどし、廃棄物の処理と用途に関心を持ってきました。
そして、今年の春から熊本大学の大学院へ進学することになり、古川憲治先生の元で廃棄物の再資源化に関する研究を行うことができるようになり、廃棄物を用いてポーラスコンクリートを製造し、それを水処理の分野に生かしていこうと考えています。水処理、コンクリートの製造と専門領域がまたがりますが、多くの先生に指導を受けながら研究を行っていこうと思います。
環境衛生工学研究室では水処理について研究を行っており、専門を学ぶため、多くの留学生が博士として留学しています。彼らとコミュニケーションをとるため、英語を使う必要があり、奨学金を利用して英語の勉強を行いました。その成果もあり、研究室内でのコミュニケーションはもちろん、学会等でも役立てることができました。今回の経験を生かし、大学院生として時間があるうちに、見聞を広げるためにも、海外へ旅行をしようと思います。今回の奨学金の授与を機会に、なお一層努力を重ねていこうと思います。本当にありがとうございました。
学生支援のページはこちら