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熊本大学 工学部 社会環境工学科 / 大学院 社会環境工学専攻

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社会環境工学とは

わたしたちは「社会基盤」の中で生活しています

私達の生活は、様々な社会基盤(インフラストラクチャー)の中に成り立っています。たとえば、水、ガス、電気、通信などは生活をする上で欠かせません。さらに、人やモノが移動するときには、道路、鉄道、空港、港などの交通ネットワークを使います。これらすべてが生活を支える「社会基盤」なのです。

様々な社会基盤



社会環境工学 = 社会基盤整備 + 環境保全 + 防災 + まちづくり

私達の生活を安全にそして美しく豊かに営むのに不可欠なこれらの社会基盤を、環境に配慮しながら計画・設計・建設・維持管理していくとともに、地域社会の問題解決のための技術や政策を提供していくのが「社会環境工学」なのです。

社会環境工学の構成




社会環境工学の対象領域は 「生活空間〜地球環境」

社会環境工学は、一言で言えないほどたくさんの分野の集合体です。身近な生活空間から地球環境に至る壮大なスケールのひろがりをもっており、ひとつの学科にまとまるとは思えないほどの専門分野をカバーしています。

社会環境工学の対象領域




社会環境工学の3つの魅力

(1) 理系・文系を問わずに活躍の場がある
社会・人間・自然を相手にした多彩な学問であるがゆえ、理系・文系を問わず、様々なタイプの人に活躍の場があります。

  • 自然のメカニズムや数理的なことに関心のある人
  • ものづくりが好きな人
  • 環境に興味のある人
  • まちづくりに興味のある人
  • 社会や人間など文系に興味のある人


(2) 人々に長く親しまれるモノづくりができる
社会基盤整備は規模が大きいため、期待される寿命も、50年、100年…と長くなります。そのため、50年、100年を見通した先見性のある計画、耐久性、景観への配慮、施設デザインが必要とされます。社会基盤の設計・デザインは難しい作業ですが、とても創造的な作業です。


(3) 多種多様な技術に出会える
CGによる砂防ダムの検討 社会基盤整備はスケールが大きく、多種多様な技術を必要とします。例えば、情報技術、機械技術、化学技術を用いることも多く、これらの技術をうまく活用して設計・建設していくことも大切な要素です。特に情報技術は、リモートセンシング・GIS・CAD・CGなど応用分野は広く、社会環境工学の主要技術になっています。


環境とのバランスを保ちながら、安全で美しく豊かな国土、地域環境、生活空間を作ることが、社会環境工学の目標であり、我々エンジニアの使命なのです。

 2.社会環境工学科の特色 NEXT