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研究活動「まちなか工房」が開設されました平成17年度、工学部は文部科学省の特別教育研究費の採択を受けて「ものづくり創造融合工学教育事業」を始めました。この事業は、熊本大学工学部で優れた工学教育プログラムを開発し実践することによって、想像力やものづくりの感性豊かな科学技術者やデザイナーを多く育成しようというものです。その拠点として、まちを体感し、地元住民の方々と連携しながら実践的にまちづくりの技術を学習し研究する場、時には提案を実践する場となるのが、出張研究室「まちなか工房」です。 その「まちなか工房」の開所式が5月13日(金)に上通並木坂の同工房で行なわれました。開所式当日は、大学関係者の他に地元住民の方々や多くの報道陣で賑わい、展示された研究パネルや模型を熱心に見入る姿からは、関心の深さが伝わってきました。 平成17年度のまちなか工房における研究プロジェクトとしては、@白川を中心としたまちづくりプロジェクト(環境システム工学科土木環境系 小林一郎教授チーム)、A熊本電鉄の市電乗り入れ・LRT化による熊電再生および中心市街地活性化プロジェクト(環境システム工学科土木環境系 溝上章志教授チーム)、B熊本中心市街地の公共空間整備計画プロジェクト(環境システム工学科建築系 両角光男・位寄和久教授チーム)、Cネットワークを利用した創造的会議技術開発プロジェクト(環境システム工学科建築系 両角光男チーム)の4つを計画しています。また、6月からは毎月1回、一般公開型のまちづくり学習会が予定されており、「まち」と「大学」の距離がより一層縮まることが大いに期待できます。 【熊本大学工学部まちなか工房】 メイン 政策創造研究センターが設立されました » |