平成15年度のファイナルイベント、長いようで短かったキャンパス生活の終わりを告げる、卒専攻式・卒科式において、博士前期課程環境土木工学専攻修了生と環境システム工学科環境共生工学コースならびに環境構築工学コース卒業生へ学位記が授与されました。桜花がキャンパスに春を彩る平成16年 3月25日、別れを偲ぶかのような春雨の中、熊本県立劇場コンサートホールでの卒業式を終えた修了生37名と卒業生77名は、熊本大学工学部2号館211号教室での卒専攻式・卒科式に臨みました。
普段とは違う礼装、解き放たれた笑顔、誰もが晴れ晴れしく、入学当初から格段に成長したことが一目でわかります。一人一人が専攻長兼、学科長である尾原祐三教授より学位記を授与される姿を、先生方は嬉しさと寂しさと誇りをもって見守りました。あるものは進学、あるものは就職とこれからは違った場所で自分の道を切り拓かれていくことでしょう。それでも、君たちがやるというのなら、私達は応援せずにはいられません。
修了生、卒業生そして先生たちのロビーでの歓談は、式を終えた後もしばらく続きそうです。