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熊本大学 工学部 社会環境工学科 / 大学院 社会環境工学専攻

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3年生が大津まちづくり案を発表

photo平成17年11月18日に大津町で開催された第4回大津町まちづくり説明会で、環境システム工学科の3年生がまちづくり案を発表しました。2時間におよぶ説明会には、約20名の地元の方々が集まり、活発な意見交換が行われました。

現在大津町では、大津の人・物づくりを考える会を中心として、まちづくりの取り組みが盛んに行われています。それに興味を持った3年生が、前期科目の社会基盤設計演習の対象として大津を取り上げ、これまで検討してきたまちづくり案を大津町の方々に披露しました。

photo3年生の提案は、阿蘇の外輪山を望める、人と水との歴史があるという大津町の魅力に着目し、豊かな自然に触れることや大津市街地の活性化という2つ視点から行われました。

まずは、自然に触れられる白川河川敷の整備案を紹介。阿蘇や熊本市、熊本空港などとの関係から交通のポイントとしての特徴や、阿蘇の外輪山や白川といった自然豊かな場所としての特徴をふまえつつ、地域住民や阿蘇熊本間を通過する人を寄り道空間となるような場所を目指して提示しました。

photo続いて大津市街地の活性化を目指した「こでかけ」を提案。気合いを入れて出かけるのではなく、1〜2時間の小旅行や空き時間を利用して楽しもうという「こでかけ」を、その場所やルートとともに紹介しました。大津市街地に点在する魅力的な場所に、看板を設置して誘導するサイン計画や、小さな通りに名前を付けたり、空きスペースを利用した公園の整備提案などが提示しました。

学生ならではの自由な発想による提案に対して地元の方々は、大津町の魅力再発見と、今後のまちづくりへの大きな可能性を見いだしたようです。



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