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熊本大学 工学部 社会環境工学科 / 大学院 社会環境工学専攻

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スーパーサイエンスハイスクール体験学習講座が開催されました

「スーパーサイエンスハイスクール」の研究開発学校に指定されている熊本県立第二高校では、自然科学教育に力を入れ、大学との連携を進められています。昨年度に続き,今年度も,熊本大学工学部での体験学習講座を計画され,環境システム工学科では,下記の3講座が行われました。

photo川越先生:「きれいな水をつくる」をテーマに、一般浄水プロセスに使われている凝集沈殿操作と高度処理に用いられる活性炭吸着処理のモデル実験を行った。
ビーカーやメスシリンダーなどの実験器具を使い、自分たちでカオリン(濁り)とメチルオレンジ(色度)にて合成試料水を作成、ジャーテスターや分光光度計等の専門機器も使用し、水質浄化技術の一端を興味深く体験してもらえたと考えている。また凝集実験では、凝集剤の最適添加量の予想をクイズ形式にしたのが好評だった。

photo松田先生:「揺れのメカニズムを探る」をテーマに,振り子の模型を制作してまず構造物には固有の周期があることを実際に測定して理解してもらいました.次に3種類の振り子を一本の棒に取り付けて同時に全ての振り子は揺れず,共振した振り子だけが揺れることを体感してもらいました.このほか2連振り子による共振現象や小型振動台による共振現象を見せて構造物が共振した場合に被害が増大することを理解させました.TAによる解説にはまじめに耳を傾けていました.
まだ2年生ということもあり進路に関しては未定の人も多かったようですが,社会環境工学科のPRには役立ったのではないでしょうか.

小林先生:「風景をデザインする」をテーマに,100分の1の図面と模型を用いて、白川・明午橋の橋詰空間のデザインを行ないました。まず、図面を基に、トレーシングペーパーを用いて広場のデザインを行ない、次に、時計台やベンチなどのストリートファニチャーの模型を作成し、最後に、それらを用意した模型にデザインし、CCDカメラを通してデザインされた空間を仮想的に体験しました。
図面を見るのも、模型を作るのも初めてということで戸惑いもあったようですが、手が動き出すと、いろんな発想が湧いてきて、みなさん積極的に取り組んでいました。

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