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熊本大学 工学部 社会環境工学科 / 大学院 社会環境工学専攻

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平成17年度太田育英奨学金を受けた学生の言葉が届きました(その2)

【渡辺佑輔】平成17年度卒業

この度は平成17年度太田育英奨学金を賜り、誠にありがとうございました。

私は、本奨学金を自分自身のスキルアップのため、種々の資格や海外研修の費用に使用させて頂きました。 私が所属している環境衛生工学研究室では、各国からの留学生のいる国際色豊かな環境で、実際に研究のパートナーも中国からの留学生です。加えて、担当教員の古川教授が専門分野で有名であるため、定期的に世界中の大学や研究所から来られた教授や研究者の方の講演を聴いたり、直接議論をする機会が頻繁にあります。このような環境の中で日々英語の必要性を感じ、また専攻の水処理をはじめとした土木に関する幅広い知識を得ることに本奨学金を使用したいと考え、申請致しました。計画では、学部生時の残り1年間と大学院生時の2年間の計3年間で以上のような用途に使用したいと考えているため、ここでは昨年度1年間と今後の予定について報告させて頂きます。

資格に関しては、専門に関連のある資格や英語のテストに望んだ結果、わずかずつではありますが結果を出すことができ、力がついてきたと自負しています。また昨年の10月末に上海で開催されたフォーラムに参加して、上海や桂林、北京の大学の学生と交流する機会がありました。そこでは、海外の同年代の学生と研究や日本と中国のことについて話すことができて貴重な経験になりました。しかし同時に、私自身の専門分野に関する知識の低さや、英語しか話せない環境の中で自身の英語のレベルの低さにも気付きました。また、フォーラム後には上海近隣の大学施設や世界遺産を訪れることができ、海外に行くことで自分自身の世界観が大きく広がったと感じています。
今後の予定として、さらに専門の資格を取得することを計画しており、いくつかは実行に移しています。また語学研修も含めて他国へ行くことや、見聞を広めるために国内の土木遺産を訪れることを計画中です。

最後に、大学院在学中の残り2年間で以上に挙げたような計画を実行に移すと共に、得られた貴重な経験を基にして自分自身を高め、将来は熊本大学工学部土木環境系で学ぶ学生の規範となれるよう邁進していきたいと思います。


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