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熊本大学 工学部 社会環境工学科 / 大学院 社会環境工学専攻

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九州新幹線トンネル現場見学 in 和泉(3年生・大学院生)

講義「地下空間工学」を受講している3年生,および4年生と大学院生の有志が和泉トンネル(熊本市釜尾町)を見学しました。

和泉トンネルは九州新幹線鹿児島ルートの溶結凝灰岩,凝灰角礫岩中を貫く延長1225mのトンネルであり,上熊本駅の北側に位置しています。NATM(New Austrian Tunneling Method)が採用され,ロードヘッダーによる機械掘削です。

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▲見学者全員(博多側の坑口前,立っている場所は町道)


現場事務所に到着した後,現場へ。トンネルはすでに貫通しており,坑口(熊本側)からもう1つの坑口(博多側)まで移動する途中,2次覆工のためのセントル,インバートコンクリートの打設などを見ながら説明を受けました。

また,博多側坑口天端付近の斜面にはトンネル天端から約4m上部にある町道を壊さないためのAGF(All Ground Fasten)工法で施工された鋼管を見ることができました。大学の講義で習った施工方法を実際に経験することができたことは,学生にとって貴重な経験であったと思います。

お忙しい中,大勢の学生の見学を受け入れてくださいました前田建設工業鰍フ高山所長をはじめ現場の皆様,および熊大の卒業生(平成7年卒):北澤氏に感謝いたします。

見学日: 2006年12月13日(水) 9:30〜12:00
見学者: 3年生9名,4年生3名,大学院前期課程学生4名, 教員1名(尾原)

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▲博多側坑口と天端の上部斜面に突き出た鋼管(AGF工法)

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▲説明を聞く学生



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