
小雨がぱらつく4月4日,平成19年度工学部社会環境工学科の入科式が執り行われました。やや肌寒い天気とはうらはらに,キャンパスの桜の花も見頃を迎え,新入生の熊本大学での新たな門出を祝うかのようでした。
社会環境工学科として2年目となる本年度は,72名の新入生を新たに迎えました。入科式では,山尾学科長の新入生への祝辞の後,教職員紹介が行なわれました。教員紹介では,名前の紹介だけにとどまらず,先生方の専門や新入生への激励の言葉が述べられ,新入生は熱心に聞き入っていました。入科式の後は,4グループに分かれて,若い先生方に誘導されながら,学内の主な施設の紹介とともにオリエンテーリングが行われました。

5日からは大学生活に関するガイダンスが開催されました。ここでは,社会環境工学科のあらましや,教養教育と専門教育の違い,講義の履修の仕方など,盛りだくさんの内容でした。新入生にとってはこれまでに経験したことのない事ばかりで,ガイダンス中もやや困惑気味のようでした。
大学生活では,すべてを自らで律しながら生活し勉強に励まなければなりません。一方で,サークル活動などを通して様々な経験を積むことができます。熊本大学での4年間が実り多き期間となるように,担任を始め教職員一同願っています。
1年担任 佐藤 晃