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プロジェクト名 X線CT技術の活用X線コンピューター断層撮影法(以下、X線CT法)は、病院における手術前の患者や救急患者の容体をいち早く把握するための診断装置として、 世界で広く使われている技術です。実はこの技術は、人の体だけではなく、建物の中の様子を調べるときにも大変便利なのです。 図1は、建物を構成する材料の一部をX線CTスキャナーで撮影したものですが、外からでは決して観察することのできない内部の壊れた様子が観察できます。 この技術を工学部での教育・研究にもっと役立てていくことを目的として、2008年11月にX-Earthセンターが誕生しました。 Xは、X線CTを表し、Earthは、Eco(エコロジー)、Aqua(水)、Resources(資源)、Technology(技術)の文字を合わせたもので、”地球”を意味しています。 このセンター名には、X線CT法を軸にした教育・研究活動を通して、X線CT法が携帯電話などの身近なモノ作りから、 地球環境のことまで、幅広く役立つようしていこうという思いが込められています。 現在、本センターには産業用X線CTスキャナー(写真1)とマイクロフォーカスX線CTスキャナー(写真2)が導入されており、 国内においてそれぞれ能力が異なる二台のX線CTスキャナーを導入している大学は、現時点では熊本大学だけです。 2009年から夏休み前に、小学生・中学生・高校生を対象に実際にX線CTスキャナーの使用してもらう体験学習会なども開催しています。 さらに、その学習成果を発表する場として夏休みに市民フォーラムを開催しています(写真3・4)。 本センターの活動の詳細やX線CTスキャナーについては、以下のサイトから閲覧することができます。 ![]() 是非X-Earthセンターに連絡をください。
上記の他に、熊本大学工学部機械工学科、マテリアル工学科、文学部歴史学科の先生方大スタッフであり、また学外では、北海道大学大学院工学院、 徳島大学工学部機械工学科、御船恐竜博物館、九州国立博物館、(独)港湾航空研究所、(独) 石油天然ガス・金属鉱物資源機構、ケベック大学(カナダ)、テキサス大学(オースティン校・アメリカ)、 グルノーブル大学(フランス)にも本センターのメンバーがいます。
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