
2008年8月9日(土)天草市河浦町のア津において,天草市教育委員会主催による「ア津のまちの○と×」が行われました.富津小学校の子供達,地域の方々と一緒に,本学科地域風土計画(田中尚人)研究室の学生たちが,世界遺産や国の重要文化的景観登録に向けて一丸となっている地域のまち歩きを行いました.

田中尚人准教授は,ア津地区を含んだ天草市文化的景観調査委員に任ぜられており,この日のまち歩きにおいても司会進行を務めました.同研究室の学生たちは,まち歩きでは,子供達や地域の方々のお話に耳を傾け,記録を取り,ワークショップ形式の成果発表会ではファシリテーターを務めました.
教会,海,船,道,などなど.子供達は,写真付きフィルムを片手に,様々なア津の宝物を教えてくれました.地域の方々は,かつてのア津の姿,昔から大切にしてきたア津の風景について教えてくれました.まち歩きの参加者は,道ばたで多くの人々と交流し,時には大所帯となってア津のまちを徘徊し,様々な地域の宝物を掘り起こしました.まち歩きを通して,ア津の人々が一体となって,地域づくりに取り組む姿を目に焼き付けることができました.

8月5日(火)に平成20年度のオープンキャンパスが行われました。
真夏の猛暑にも係わらず、九州各県から、多くの高校生や先生,ご父兄の方に参加していただきました。
社会環境工学科の学科説明会にも、午前・午後合わせておよそ70名の方にお集まりいただきました。
学科説明会に引き続き、社会環境工学科では、4つのテーマで研究室公開を行いました。
今回参加していただいた高校生皆さんには、来春以降、この熊本大学工学部のキャンパスでお目にかかれることを希望しています。
研究室公開テーマ
■まちづくり
「みんなで風景デザインをしよう!」(小林教授・星野准教授)
■地域防災
「地域防災をになう防災リーダーになろう!」(北園教授)
■環境保全
「阿蘇・熊本地域の生活を支える豊かな水」(田中助教)
■社会開発
「地球を診る技術-地下環境はどうなっているか?-」(麻植助教)


