１１月１１日（金）に開催された熊本大学工学部プロジェクトＸ特別講演会において、NEXCO西日本九州支社長の本間清輔氏より、「九州の高速道路の幕開けから４０年−高速道路の現状と課題−」について講演していただきました。

講演では、日本の高速道路の体系、西日本高速道路�鰍ﾌ設立の経緯と会社概要、九州支社の概要等について述べられました。九州の高速道路ネットワークは1,000ｋｍにも及び、九州経済を支える重要な社会資本となっています。一方で約半分の区間で開通から30年を経過しており、建設事業が縮小し、道路構造物の老朽化対策である保全事業が増加しています。今後は、これらの事業を着実に実施していく必要性があることや、新事業の創成や低炭素社会の構築への課題が述べられました。約120名の参加者が、真剣な表情で講演を聞いていました。

11月5日(土)に平成23年度の夢科学探検が開催され，社会環境工学科からも3年生が11テーマ出展いたしました．

雨天の中ではありましたが，100名を超す来場者があり，3年生がそれぞれのテーマについて，一般の方々や教員の方々に熱く語っている光景がありました．

3年生が日頃の勉学の成果を披露する場として，作品製作やパネル作成など，開催日までに多くの時間を費やしたものと思われます．社会環境工学の重要性を自ら理解するだけでなく，その理解した成果を披露する形で，さらにより深い理解が得られたのではないでしょうか．また，一般の方々にも社会基盤整備の重要性が伝えられたものと思います．