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熊本大学 工学部 社会環境工学科 / 大学院 社会環境工学専攻

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2011年05月 のバックナンバー

First International Anammox Symposium 2011(IANAS 2011)が開催される

第1回のアナモックス国際シンポジウム(IANAS 2011)が5月19日(木)と20日(金)の2日間、熊本大学工学部100周年記念館で開催された。

シンポジウムの組織委員会の委員長を社会環境工学科の古川教授が務めた。アナモックス反応は1995年にオランダのデルフト工科大学で発見された新規の窒素代謝経路であるが、培養のノウハウが公開されなかったこともあり、研究の広がりが限定的であった。日本では古川教授が日本で始めてこのアナモックス汚泥の培養に成功し、その技術を広く公開したこともあり、東南アジア地域でのアナモックス研究は近年目覚ましい発展を遂げている。このようなこともあり、中国、韓国、ベトナムを始め、米国、スペイン、ブラジル等から50人、日本国内から120人の参加があり、2日間にわたって38件の口頭発表、17件のポスター発表があり、熱心な質疑応答が行われた。このシンポジウムを通じて、アナモックス研究に関する国際ネットワークが構築され、一層アナモックス研究が進展し、実プラントの建造が進むものと期待されている。

今後、このIANASを2年おきに輪番制で開催することがシンポジウムの期間中に確認され、次回は2013年に韓国の大邱市の嶺南大学で開催されることになった。

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開会式での古川教授のオープニング・アドレス

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会場の様子

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活発な質疑応答

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ラボツアー

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ポスター発表





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