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熊本大学 工学部 社会環境工学科 / 大学院 社会環境工学専攻

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2013年11月 のバックナンバー

小林教授・星野准教授が土木学会デザイン賞優秀賞を受賞しました

小林一郎教授(空間情報デザイン研究室)と星野裕司准教授(景観デザイン研究室)が設計に携わった鹿児島県伊佐市の「曽木の滝分水路(2012年グッドデザイン・サステナブルデザイン賞受賞)」を含む「川内川激甚災害対策特別緊急事業(虎居地区及び推込分水路・曽木の滝分水路)」が、土木学会デザイン賞優秀賞を受賞しました。

授賞式は2014年1月26日(日)に土木学会講堂(東京・四谷)にて行われます。

詳しくは土木学会デザイン賞のホームページをご覧ください。
土木学会デザイン賞2013選考結果

【川内川激甚災害対策特別緊急事業(虎居地区及び推込分水路・曽木の滝分水路)の概要】
鹿児島県の川内川流域は2006年7月の記録的豪雨で甚大な被害を引き起こした。再度災害防止を図るため、川内川流域に河川激甚災害対策特別緊急事業(激特事業)が採択された。平成18年度からおおむね5か年の事業により、川内川等の氾濫による家屋の浸水被害(約1500戸)を解消することが目的である。
 当該事業の中でも大規模事業となるさつま町の虎居地区及び推込分水路と、伊佐市の曽木の滝分水路を重点地区と指定し、整備に際し本格的な景観検討が行われた。短期間で設計から竣工までを行わなければならない激特事業において、両重点地区においては、工学的な性能と景観・空間的な質の向上を時間的な制約の中で両立させた。このような景観的・空間的配慮は、激特事業としては先駆的な取り組みである。

【審査員の評価(抜粋)】
提出された資料を見てこれが激特事業でできるのかと思ったが、現地を見てその大胆かつ繊細なプランニングにさらに驚かされた。一般的な河川改修事業であっても、これほどまでに丁寧に設計・施工することは大変なことであろう。曽木の滝分水路では、どの場所が該当するのかを探し出すのが困難であった。自然の地形や地質を見極め、その特性に沿った河道掘削を行ったあかしであり、まさしく、これが土木のデザインである。また災害発生から短期間で計画、合意形成、設計、施工を行い、その後の地域資源の活用策として河道内のウォーキングなどを実施していることも、素晴らしいことである。今後、ぜひこのような活用策を継続的に実施していただきたい。

【土木学会デザイン賞とは】
「土木学会景観・デザイン委員会デザイン賞(略称:土木学会デザイン賞)」として2001 年度に創設され,これまでに,114 作品を表彰しています。
■本賞の特色
 本賞は,公募対象を公共的な空間や構造物に広く求めるとともに,新たに創出された空間・構造物はもとより,計画・制度の活用や組織等の活動などに創意工夫がなされたことで景観の創造や保全が実現した作品も含まれます。特に,作品自体を表彰するというよりも,当該作品に貢献した人物・組織(本賞では「主な関係者」と称する)に対し賞を授与するものです。したがって,褒賞の対象者は,建設部門に属する方に限定せず,計画・制度の立案者をはじめ,積極的に貢献した行政担当者,NPOやNGO等の団体組織などさまざまです。
■審査要件
 竣工後2年以上経過(今回は2011年6月30日以前に竣工)していること。

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曽木の滝分水路について

空間情報デザイン研究室のホームページ


景観デザイン研究室のホームページ





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