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熊本大学 工学部 社会環境工学科 / 大学院 社会環境工学専攻

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トピックス

2009年08月 のバックナンバー

学生災害ボランティア「熊助組」が山鹿市の防災訓練に参加しました

学生災害ボランティア「熊助組」が8月30日(日)10時から12時まで,山鹿市のカルチャースポーツセンターで開催された平成21年度熊本県総合防災訓練にボランティアとして参加し,土嚢積みの訓練をしました。防災訓練は19項目に及び,参加機関35機関で約400名が参加しました。

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第2回熊本大学と釜山大学とのジョイントセミナーに参加

8月21日に釜山国立大学で、熊本大学の古川研究室と釜山国立大学の金研究室、李研究室とのジョイントセミナーが開催され、古川研究室から、古川教授と8人の学生が参加した。このセミナーは2007年1月に第1回が熊本大学で開催され、今回が2回目となる。

21日10時から18時まで、熊本大学から9件、釜山国立大学から12件の英語による研究発 表が行われた。発表会の後の懇親会では韓国の伝統的なお酒マッコリを酌み交わしながら懇親を深めた。英語による海外での研究発表という貴重な経験に加えて、若い韓国の学生諸君と友人関係を築くこともでき有意義なセミナーとなった。第3回は両校に加えて、中国大連理工大学の全教授の研究グループも巻き込んで、熊本でセミナーを開催する予定である。

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安井啓太朗君が「日本情報地質学会奨励賞」を受賞しました

大学院博士前期課程社会環境工学1年の安井啓太朗君(小池研)が,Geoinforum-2009(沖縄)で口頭発表しました「光学センサと偏波SARの衛星データ併用による地表物質の推定精度の向上」が意欲ある優秀な研究成果として評価され,日本情報地質学会奨励賞を受賞されました。

本研究は,表層物質の分光特性と散乱特性という異なる物性値を有効に活用することによる新しい画像処理法を提案し,主成分画像とパウリ画像のデータフュージョンは視覚的に地表物質を判読する上で有効であること,これらのフュージョン画像による教師なし分類は,地表物質の推定精度の向上に貢献できることを明らかにしたものです。リモートセンシングの新しい応用であり,新たな画像処理法として高く評価されました。

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上図:ギリシャのメッセネとカラマタ周辺の主成分画像とパウリ画像のフュージョン画像
下図:およびギリシャのメッセネ周辺のフュージョン画像による教師なし分類結果




オープンキャンパス(研究室公開)が開催されました

去る8月7日(金)熊本大学ではオープンキャンパス(研究室公開)が開催されました。最高気温が35度を超える猛暑日の中,熊本はもとより九州一円から多くの高校生にご来場いただきました。

本学科からは以下の内容について展示発表がありました。

・バス路線網再編による輸送人員の予測(溝上先生)
・リスクコミュニケーションに着目した洪水危機管理システムの構築(大本先生)
・有明海・八代海の再生に向けて(滝川先生)
・地球を診る技術−地下環境はどうなっているのか−(麻植先生)
・交通センター付近の再開発構想−模型展示(社会基盤設計演習:星野先生グループ)
・災害復旧支援の取り組み(熊助組)
・コンクリートカヌー「どぎゃん」展示(技術部)

多くの高校生にとっては「社会環境工学科」という学科名はまだまだなじみが薄い様子でしたが,交通計画や防災,環境といった身近な取り組みから地球内部の構造分析など,多岐にわたる研究内容に興味津々の様子でした。是非これを契機に,社会環境工学科の研究内容に興味を持ち,社会環境工学科進学を将来の選択肢の一つとして頂ければ幸いです。

工学部入試実施委員 佐藤 晃

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第1回熊本大学X-Earthセンター市民向け講演会を開催しました

7/25に尾原教授がプロジェクトリーダを勤める拠点形成研究グループが第1回熊本大学X-Earthセンター市民向け講演会を開催しました。これは、去る6/27に広安西小学校と錦ヶ丘中学校の科学部の児童生徒を対象に体験学習会を開催したことを報告しましたがそれに関連する内容にもなっています。

詳細は下記のアドレスから参照ください。

http://www.civil.kumamoto-u.ac.jp/geox/Social/kouenkai-090725.html




第31回コンクリート工学講演会において前田誠司君(重石研究室)が年次論文奨励賞を受賞しました。

平成21年7月8日から10日にかけて、札幌コンベンションセンターにて行われました社団法人日本コンクリート工学協会年次大会2009(札幌)第31回コンクリート工学講演会におきまして環境共生工学専攻3年の前田誠司(重石研究室)が年次論文奨励賞を受賞しました。年次論文奨励賞は、若手研究者より論文および講演の内容が優れたものから選ばれるもので、今回は全投稿数600件あまりの論文・報告から68件が選ばれました。

論文題目は、「パルスパワー放電法における電極位置が骨材再生時の消費エネルギーに及ぼす影響」で、 これは重石研究室と電気情報電気電子工学専攻の浪平研究室とで共同で実施している研究プロジェクトのひとつであり、パルスパワー放電技術を応用して、産業廃棄物である廃コンクリート塊から、骨材を分離回収し、循環利用する研究です。
昨年も、本研究プロジェクトのメンバーが論文奨励賞を受賞しており、今回の受賞と合わせて、これまでの卒業生や研究メンバーによるチームとしての研究活動とその成果の積み重ねが評価されています。
また、この研究プロジェクトはCOE、およびグローバルCOEプログラムによる世界最先端の技術研究の一つとして行われているものです。

コンクリート工学協会年次大会2009(札幌)
http://www.jci-net.jp/rally/2009/

社団法人コンクリート工学協会
http://www.jci-net.or.jp/

熊本大学グローバルCOEプログラム - 衝撃エネルギー工学グローバル先導拠点 -
http://ppe.coe.kumamoto-u.ac.jp/

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