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熊本大学 工学部 社会環境工学科 / 大学院 社会環境工学専攻

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2010年07月 のバックナンバー

第二回「文化遺産防災アイデアコンペティション」において熊大チームが特別賞受賞

7月3日(土)立命館大学において第二回「文化遺産防災アイデアコンペティション」が開催され、川ア健史(田中研M2)・古賀由美子(田中研M2)・原嶋香菜子(田中研4年)・森永咲(星野研4年)のグループが特別賞を受賞しました。

この「文化遺産防災アイデアコンペティション」は、文化遺産の防災機能を向上しながら、より良い都市環境づくりにつながるデザインやアイデアの提案を行うコンペであり、提案に対しては領域横断的な議論による審査がなされ、災害に強く、将来にわたって文化遺産の価値が育まれるような歴史都市のありかたを探究するものとして行われています。
今回のコンペでは、本学科星野研と田中研の混合グループでの参加となりました。本年度の課題は、京都市蹴上の琵琶湖疏水とその周辺、インクラインや水路閣などの近代化遺産を含むエリアを中心に、「近代遺産と周辺地区の防災および観光利用計画」をテーマとした文化遺産防災を考えるものでした。これに対して「Watering〜水路の顕在化による新たなコミュニティの創出、そこで育む防災意識〜」と題し、提案によって生み出される住民と観光客の交流が、平常時にも災害時にも役立つ防災意識へとつながっていくという提案を行いました。内容については、日常的に誰でもできることが防災につながるという点や、他のグループにはない土木のソフトな面を表した提案であることが特別賞につながったひとつのきっかけだという評価をうけました。

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溝上教授が平成22年度JCOMM技術賞を受賞しました.

溝上教授が,日本モビリティ・マネジメント会議(JCOMM)より,モビリティ・マネジメント実務に資する技術の発展に顕著な貢献をした研究業績に与えられる「JCOMM技術賞」の平成22年度JCOMM技術賞を受賞しました.

受賞した研究業績名は「熊本電鉄の利用促進のための一連のMM施策とその有効性の評価:溝上章志,橋本淳也,橋内次郎,末成浩嗣(受賞研究論文等=溝上章志,橋本淳也,末成浩嗣:利用実態調査による利用促進を目的としたMM施策の有効性評価,土木学会論文集D,Vol.66(2),pp.147-159,2010.他」です.共同受賞者には共同研究者の橋本淳也熊本高専准教授の他,研究室の卒業生である橋内次郎君(パシフィックコンサルタント),末成浩嗣君(福山コンサルタント)が含まれています.両者の修論など,研究室におけるこれまでの継続的な研究が高く評価されたことは非常に嬉しいことです.

なお受賞理由は下記です.
「本研究で提案されているモビリティマネジメントの効果の評価・検証技術は従前からの課題を解決するものといえます。特に地方都市のLRT事業計画において実施した大規模TFPの有用性をパネル分析と事後実態調査により3年間をかけて検証した内容は、学術・実務の両面での貢献が非常に大きいものと評価されました。こうした研究業績は技術賞に相応しいものであると評価されたことから、JCOMM技術賞に選定されました。」

平成22年度JCOMM4賞(マネジメント賞,プロジェクト賞,デザイン賞,および技術賞)の各受賞者の紹介についてはJCOMMのHP(http://www.jcomm.or.jp)をご覧下さい.

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