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熊本大学 工学部 社会環境工学科 / 大学院 社会環境工学専攻

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トピックス

2008年11月 のバックナンバー

安全・安心プロジェクト:地域防災シンポジウムが開催されました。

2008年11月26日(水)13:30〜16:30に、崇城大学市民ホールにおいて、地域防災シンポジウム「地域防災の危機管理」が開催されました。今回のテーマは「地域水害リスクマネジメントシステムの構築と実践」です。

熊本市の森田弘昭 副市長と本学科の大本照憲 教授の挨拶につづいて、九州大学大学院の小松利光教授に、「災害に対して無免疫化する日本の都市と地域」についてご講演いただきました。休憩を挟んでから、文部科学省の西田亮三 氏に安全安心科学技術プロジェクトの取組と「地域水害リスクマネジメントシステムの構築と実践」への期待について述べていただきました。それを受ける形で、本学科が取り組んでいる課題である「地域水害リスクマネジメントシステムの構築と実践」について山田文彦 教授より紹介がありました。最後に、防災の現場がどのようなものかについて日本赤十字社熊本県支部の宮本健二氏にご講演いただきました。

161人もの方々が参加され、最後まで熱心に講演を聴いていました。質疑応答でも、多くの方から質問やコメントをいただきました。参加者の関心の高さからか、シンポジウム前に配布したアンケート調査にも107人の方がご回答くださり、暖かいコメントから厳しい指摘まで様々な意見が寄せられました。

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本学科の卒業生 瀧本紅美さんが日経コンストラクションの表紙を飾りました.

本学科の卒業生 瀧本 紅美さん(平成20年3月修士卒)が2008年10月10日号の日経コンストラクションの表紙を飾りました.

瀧本さんは本年4月より大手ゼネコンに就職し,都内のシールド工事現場で勤務されています.今回は瀧本さんの働く都内のシールド工事現場が記事として取り上げられています.女性の技術職員として第1線の建設現場で活躍する姿は,後輩たちの励みとなることでしょう.
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卒業研究が熊本日日新聞で紹介されました

11/9日の熊本日日新聞夕刊において、景観デザイン研究室の蓮尾信彰と地域風土計画研究室の山中孝文の卒業研究である第五高等学校および熊本高等工業学校の卒業設計(図面+論文)を対象とした研究が紹介されました。

上記の卒業設計は、2号館3階の資料室に保管されており、100年前のものとは思えないくらい状態もよく、何より、手書き図面とは思えない美しさに驚かされます。

この研究は、12月12日〜12月14日まで熊本大学において開催される『景観・デザイン研究発表会』にて、ポスター発表されます。ポスター自体は、残念ながら白黒の図面を扱っての紹介となっていますが、数点ほど、実物も展示する予定です。
興味のある方や、お時間のある方は、きっと楽しい研究発表会となると思いますので、是非足をお運びください。

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第33回情報利用技術シンポジウム優秀講演賞受賞報告

2008年11月6日(木)・7日(金)に開催された第33回情報利用技術シンポジウムにおいて、本学科から参加した小林研の坂口将人君(M1)が優秀講演賞を受賞しました。このシンポジウムは、土木工学分野における情報利用技術に関わる研究・開発と、これらの技術の普及支援を目的として開催されています。講演内容は以下の通りです。

講演題目:3D−CADを基盤としたトータルデザインシステムの提案
内容:近年、あらゆる分野でICTを活用した技術革新が行われている。建設業界においても、ライフサイクルにわたる各プロセス間でシームレスな情報運用による業務効率の改善が望まれている。本研究では、設計プロセスに着目し、建設ライフサイクルにわたる建設情報の運用を念頭においた3次元データ利用による設計フェーズの情報化と質の向上を図った。設計データの基盤に3D-CADを据え、個別の設計対象だけでなく既存構造物や周辺地形を含む空間全体や施工までを考慮し、多様な観点からトータルに検討することを提案した。さらに、分水路設計や駅周辺整備事業について提案手法を適用し、有効性について検証した。最後に、事例結果から提案手法の有用性と可能性について考察した。

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スラバヤフォーラムで4年生2名が研究発表しました

平成20年11月5、6日に、インドネシアのスラバヤにて第6回熊本大学フォーラムが開催されました。フォーラム初日では学生セッションとして、スラバヤ工科大学と熊本大学の大学院生・学部4年生による研究発表会が3時間近くにわたって盛大に行われ、当学科4年の久保大樹君(指導教員:小池教授)と熊谷信二郎君(指導教員:大谷教授)の2人がポスター発表しました。

英語でのコミュニケーションに苦戦しながらも、多くのインドネシアの方々からの質問に答え、熱心に研究内容を説明できました。また学生懇親会では、交流を深めつつお互いの国の文化について理解を深める機会ともなりました。二人にとって、今後の研究活動の励みとなる有意義な経験となったことでしょう。

熊本大学フォーラムは今年で6回目を迎え、海外での開催は中国(上海)、韓国に続いて三回目となりました。フォーラムには100人を超える多数の参加があり、盛況のまま終えることができました。

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夢科学探検・社会基盤設計演習の一般公開が行われました。

11月2日(日)10:00より、工学部1号館3階スタジオにて社会基盤設計演習の一般公開が行われました。今年のテーマ一覧は下記の通りです。

1.「石橋模型を造ろう!」
2.「壷川地区降雨状況の観測と解析」
3.地中レーダーを用いた熊本城の石垣の調査
4.山鹿市におけるリスクコミュニケーションに着目した洪水危機管理システムの構築
5.交通センター周辺の桜町地区再開発への提案
6.思い出になる城下町の水辺
7.3次元データを用いた施工段階における問題点の抽出と設計へのフィードバックに関する研究
8.コンクリートカヌーの設計と製作
9.熊本市近郊の湧水・銘水水質マップの作成
10.シミュレーション「熊本の地下水がなくなったら」
11.新しい竜神橋の設計の試み
12.鉱石ラジオの作成

この他、一般展示として小池研究室のグループが「地球を診る」と題して、研究成果の一部を披露してくれました。一般参加および学内の学生を合わせると80名近くの方が見学に訪れてくれました。

毎年行うアンケート結果によって、20年度は「交通センター周辺の桜町地区再開発への提案」に取り組んだグループが最優秀賞を受賞しました。また、本年は特に化血研賞というのが工学部学生支援委員会の方で設けられため、その対象に「コンクリートカヌーの設計と製作」に取り組んだグループと「地中レーダーを用いた熊本城の石垣の調査」に取り組んだグループが選ばれました。

徹夜して準備したグループ、何回も何回も駄目だしされながら当日を迎えたグループ、さまざまであったかと思いますが、展示されたポスター、作品はそれぞれ迫力があり、一所懸命に取り組んだ3年生は、
やりきったという思いでいっぱいなのではなかったかと思います。3年生の皆さん、ご苦労様でした。

最優秀賞を受賞した「交通センター周辺の桜町地区再開発への提案」の模型
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テーマ:地中レーダーを用いた熊本城の石垣の調査
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テーマ:コンクリートカヌーの設計と製作
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