平成16年12月3日、熊本大学工学部環境システム工学科（土木環境系）は大連理工大学においてワークショップを主催した。すでに大連理工大学とは部局間交流協定を締結しているが、今回の目的は、大連理工大学土木水利学院、海岸海洋国家重点実験室、経営学院（交通政策含む）、環境学院と当学科との共同研究や学生・教員の交流をさらに進めることである。

熊本大学からは、溝上教授（学科長）、古川教授、山尾教授、小林教授、小池助教授、山田助教授、岸田講師の計7名が参加し、熊本大学工学部と自然科学研究科の紹介および環境システム工学科内の各研究グループの研究内容を紹介するとともに、土木水利学院、海岸海洋国家重点実験施設、経営学院、環境学院などを訪問した。

平成16年12月3日のスケジュール

8:30-9:00 　　　土木水利学院　訪問　　孫　副学院長
9：00-9：30　　大連理工大学　孔副学長　訪問
9：30-11：00　　海岸海洋国家重点室・構造耐震実験室等　訪問
11：00-11：30　　経営学院　訪問
11：30-12：30　　土木水利学院　実験施設見学
昼食・休憩
14:00-14:10 / ワークショップ開会挨拶 / 土木水利学院　孫副委員長
14:10-14:20 / 主催者挨拶 / 溝上学科長
14:20-14:30 / 岸田講師 / 自然科学研究科の紹介
14:30-14:40 / 山尾教授 / 構造系グループの研究紹介
14:40-14:50 / 小林教授 / 景観・ITグループの研究紹介
14:50-15:00 / 小池助教授 /地球科学グループの研究紹介
15:00-15:20 / 休　　憩
15:20-15:30 / 古川教授 / 環境系グループの研究紹介
15:30-15:40 / 溝上教授 /都市・交通計画グループの研究紹介
15:40-15:50 / 山田助教授 / 河川・海岸グループの研究紹介
15:50-16:00 / 閉会挨拶 /溝上学科長
16:00-16:30 /休　　憩
16:30-18:00 / 環境学院　訪問　全　教授

昨年度より3ケ年にわたって「スーパーサイエンスハイスクール」の研究開発学校に指定されている熊本県立第二高校では、自然科学教育に力を入れ、大学との連携を進められています。今回はその事業の一環として、熊本大学工学部での体験学習講座を計画され、環境システム工学科の体験学習講座へ普通科・理数科の2年生23名が参加しました。

参加した学生の多くは積極的に体験学習に取り組んでおり、意欲的な質問もありました。今回の体験が、将来の進路選択に多いに役立つことを期待しています。

日時　平成16年12月18日（土）8：50-16：00
スケジュール
　8：50- 9：00　全体説明　　　　　　 　211教室　三井学科長
　9：00- 9：30　土木環境系の説明　　　 211教室　溝上副学科長
　9：30- 9：45　体験学習講座（水の波の不思議）の内容説明
　211教室　山田助教授
　9：45-10：00　体験学習講座（景観デザイン）の内容説明
　211教室　星野助手
10：00-10：10　休憩　
10：10-10：50　建築系の説明　211教室　三井学科長
11：00-12：00　建築系の卒業論文発表会への参加
12：00-13：00　昼休み
13：00-15：00　
　体験学習講座（水の波の不思議）　水理実験室　山田助教授
　体験学習講座（景観デザイン）　アトリエ　　星野助手
15：00-15：50
　体験学習講座（CADデザイン） CAD実習室　　位寄教授
15：50-16：00　全体講評　　161　教室

平成16年11月17-18日に大連理工大学土木水利学院院長　李　宏男教授(Prof. Li Hong-Nan)が当学科を訪問されました。
18日にはProf.Liによる大学紹介および研究紹介が行われ、両学科の交流を深めるために、活発な議論が交わされました。

18日
9:00-10:30
Prof.Liによる大学紹介および研究紹介
「Seismic Analyses and Simplified Calculations Considering Cable Effects on Transmission Towers」

10：45-11：50
実験室視察（１）
　　構造・材料実験室
　土質実験室
　岩石実験室
　X線CT室

12:00-12:50 　昼食会

13：00-14：30
　実験室視察（２）
　画像処理室
　アトリエ
　水理実験室
　衛生実験室