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熊本大学 工学部 社会環境工学科 / 大学院 社会環境工学専攻

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2004年04月 のバックナンバー

3年生の現場見学が行われました

国土交通省熊本河川国道事務所,立野ダム工事事務所および熊本県阿蘇地域振興局土木部のご協力により,下記日程で3年生現場見学会を実施しました.
天候に恵まれ,初夏を思わす陽気の中,400年前の利水施設や建設予定の立野ダム,阿蘇内牧の遊水地,最後に清冽な湧水の豊かさを誇る白水村水源を見学しました.
熊本が水と緑に恵まれた豊かな自然を有すると同時に自然の脅威に晒され,社会基盤整備の重要性が実感できた一日であった.

photo集合時間:平成16年4月16日(金)9:30
集合場所:白川流域交流センター(子飼橋右岸)
見学時間:平成16年4月16日(金)9:30〜17:00(予定時間)
見学場所:白川流域の治水・利水事業
参加者 :学生58名

行 程:
9:30 白川流域交流センター集合
    白川流域の説明
10:20 白川流域交流センター出発 
10:50 加藤清正の遺構「鼻繰り井出」
11:20 立野ダム建設予定地
    国土交通省から白川の治水・環境特性について説明
12:30 白川・黒川合流点にある景勝地で昼食
14:00 阿蘇内牧の遊水地
15:00 白川水源
16:30 熊本大学着

photo左:白川流域の説明風景

右:立野ダムについて質問する学生

photo左:阿蘇内牧遊水地の説明

右:加藤清正の遺構「鼻繰り井手」の見学




小池助教授が(社)資源・素材学会の論文賞を受賞しました

photo小池克明助教授が「ニューラルネットワークを用いた地質データの空間分布推定と分布に影響を及ぼす因子の抽出」の論文により,平成15年度論文賞を(社)資源・素材学会より受賞されました。 相関構造が不明瞭な多変量データに対する空間分布推定法を開発するとともに,これを黒鉱鉱床地域における主要金属成分含有量の空間分布解析に適用し,新しい知見が得られたことが評価されたものです。表彰式は平成16年3月29日に早稲田大学理工学部大久保キャンパスで行われました。

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  Distributions of sensitivity vectors for Zn content in kuroko-mine.

小池助教授の研究室はこちら




平成16年度入学式・入部式・入科式が行われました

photo平成16年度の熊本大学の入学式が4月4日、熊本県立劇場で行われました。
また、午後からは各学部、学科に分かれて入部式・入科式が行われました。
本年度の工学部新入生は、竣工仕立ての100周年記念講堂での入部式に出席しました。

環境システム工学科(土木環境系)でも、国立大学法人となって初の新入生を83名(男子74名、女子9名)迎えました。新入生諸君が輝かしい大学生活を過ごされることを期待しています。

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平成15年度太田育英奨学金を受けた学生の言葉が届きました

【福原貴徳】(4年生:熊本市役所へ勤務)

このたび支給していただいた太田育英奨学金については、熊本大学4年在学中専門科目の研究及び県内外の橋架・公園・ダム等の視察研修等に有意義に活用させていただきました。主な視察研修先は西原X橋、鮎返り大橋(矢部)、霊台橋(砥用)、レインボ−ブリッジ(東京)、新宿御苑(東京)、海水揚水発電(沖縄・国頭村)などです。

その結果、都市部・山間部等異なる環境の中で、いかにして環境の保全に配意しながら施設等の整備を行っていくべきかなどについて多くのことを学ぶことができました。

今後は、在学中学んだことを基礎に、更なる自己研鑽に努め、真に地域社会に役立つ仕事を実践していく覚悟です。

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【中尾雅治】(4年生:熊本大学大学院自然科学研究科へ進学)

このたび、太田育英奨学金を授与させていただきありがとうございました。心より感謝を申し上げます。

私の父親は中間処理業を営んでおり、大学に入学して以来、私は勉学と共に両親の仕事の手伝いをしてきました。現在、会社では焼却灰の再資源化に取り組んでいます。大学に在学期間も、熊本大学で開かれた第2回、3回の廃棄物再資源化研究会のシンポジウムへの参加やプレゼン資料を作成や、福岡で開催されたリサイクル資材の展示会を見学するなどし、廃棄物の処理と用途に関心を持ってきました。

そして、今年の春から熊本大学の大学院へ進学することになり、古川憲治先生の元で廃棄物の再資源化に関する研究を行うことができるようになり、廃棄物を用いてポーラスコンクリートを製造し、それを水処理の分野に生かしていこうと考えています。水処理、コンクリートの製造と専門領域がまたがりますが、多くの先生に指導を受けながら研究を行っていこうと思います。

環境衛生工学研究室では水処理について研究を行っており、専門を学ぶため、多くの留学生が博士として留学しています。彼らとコミュニケーションをとるため、英語を使う必要があり、奨学金を利用して英語の勉強を行いました。その成果もあり、研究室内でのコミュニケーションはもちろん、学会等でも役立てることができました。今回の経験を生かし、大学院生として時間があるうちに、見聞を広げるためにも、海外へ旅行をしようと思います。今回の奨学金の授与を機会に、なお一層努力を重ねていこうと思います。本当にありがとうございました。

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