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熊本大学 工学部 社会環境工学科 / 大学院 社会環境工学専攻

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2007年06月 のバックナンバー

第2回「地域防災セミナー」が開催されました

 6月26日(火)熊本大学百周年記念館において、第2回地域防災セミナーが社会環境工学専攻、政策創造研究教育センター、くまもと地域基盤政策研究所により共同開催されました。このセミナーは、市民の防災意識の向上と啓発を目的として毎年行われています。今年のテーマは「リスクコミュニケーション-緊急時の官民連携をどうするか」であり、非常に多くの方に参加していただきました。150名以上の参加者によって会場は満席となり、新たに臨時の席を設ける必要がでるほどでした。

セミナーでは、まず、片田敏孝氏(群馬大学教授)が、各地の地域防災の取り組みの中で、住民に接して感じたこと、その中で見つけた効果的な住民とのコミュニケーションのあり方などを紹介されました。070626_1.JPG土屋智子氏(電力中央研究所上席研究員)は、臨界事故を契機に立ち上がった東海村のリスクコミュニケーション活動を、臨界事故時の問題点や事故後の住民意識、村の社会経済環境を加えながら紹介されました。その後、緊急時の産官学連携のあり方について、国の立場からは島元尚徳氏(熊本河川国道事務所調査第一課長)、県の立場からは奥村政治氏(熊本県熊本土木事務所工務一課長)、民の立場からは坂田信介氏(熊本県建設業協会芦北支部長)、マスメディアの立場からは中村俊隆氏(熊日社会部次長)にご講演いただきました。白川出水時の防災活動や災害発生時の支援活動協定についての説明のほか、災害緊急時の応急措置に地元建設業界のボランティアが非常に重要な役割を果たしていることについて話していただきました。


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パネルディスカッションでは、これまでの講演内容を踏まえて、松田泰治氏(熊本大学教授)の司会のもと、パネラーの土屋智子氏、島元尚徳氏、奥村政治氏、坂田信介氏、中村俊隆氏によって活発な議論が繰り広げられました。また、会場の参加者からも多くの発言があり、議論は大変盛り上がりました。

[当日のプログラム]
13:00〜13:05  開会の挨拶
             熊本大学工学部社会環境工学科長 山尾 敏孝
13:05〜14:05 「住民の心に寄り添う地域防災」                         
             群馬大学大学院教授 片田 敏孝
14:05〜15:05 「東海村における原子力リスクコミュニケーション活動」
             電力中央研究所上席研究員 土屋 智子
休憩(10分)

15:15〜15:30 「白川が氾濫した場合の市街部における円滑な避難計画を実現するための方策について」
 熊本河川国道事務所調査第一課長 島元 尚徳
15:30〜15:45 「大規模災害発生時における支援活動に関する協定」
             熊本県熊本土木事務所工務第一課長 奥村 政治
15:45〜16:00 「緊急時の官民連携:民の立場から」
             熊本県建設業協会芦北支部長 坂田 信介
16:00〜16:15 「災害緊急時のメディアの役割」
             熊日社会部次長 中村 俊隆
16:15〜16:30 「くまもと地域政策基盤研究所について」
             熊本大学工学部社会環境工学科長 山尾 敏孝
休憩(10分)

16:40〜17:25  パネルディスカッション「災害緊急時の官民連携のあるべき姿」
17:25〜17:30  閉会の挨拶
             熊本大学工学部教授 松田 泰治
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学生災害ボランティア活動報告書‐地域防災セミナーへの参加(6月26日)‐

日時:6月26日(火)13:00〜17:30
場所 工学部百周年記念館
 6月26日に第2回地域防災セミナーが開催されました。学生災害ボランティアを結成して初めての活動として、今回のセミナーに参加しました。今回のセミナーは「緊急時の官民連携をどうするか?」と題して開催されました。官民の方だけではなく、他大学の教授の講演も聴くことができ、学生災害ボランティアのスタッフにとっても有意義なセミナーとなりました。
 

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また、今回のセミナーに参加した学生65名にはアンケートを実施しました(回収率50%程度)。アンケートでは、まず学生ボランティアへの参加の有無、今回の講演が防災の勉強をするうえで役に立ったか、地域防災に関して興味を持つ事ができたか、今後このような講演会をボランティアの研修会として取り入れていくべきかという問いに答えてもらいました。学生ボランティアへの参加は関係なしに、ほとんどの学生から賛同が得られました。そのほか、「他のボランティア団体と交流・連携したい」、「地域防災のWSに参加してみたいと思った」、「災害研修をしたい」、など積極的な意見が挙げられていました。




学生災害ボランティア結成式が開催されました

6月25日に工学部1号館4階のスタジオにおいて学生災害ボランティアの結成式が開催されました.式では,大本先生によるボランティアの心構えについてのミニ講演,学生による役員紹介,年間計画等の報告がありました.

ボランティアより
今回,熊本大学社会環境工学科の防災系研究室で災害ボランティアの組織を立ち上げ,主に県内の被災地に復旧支援活動の補助を行なう枠組みを作ることにしました.中心となる組織は,松田・山尾・大本・北園・松尾・山田・柿本の7研究室で構成します.このボランティア組織は,学生にとって,現場を知るということ共に社会に出る前の社会貢献の場作りとなり,研究・就職その他の面で非常に有用な体験となるはずです.今後,まだ立ち上げたばかりで分からないことだらけですが,研修会や実習等を随時行い,社会貢献となる活動ができるように頑張ります.(会員一同)
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リーダー   坂西由弘(M2,山田研)
副リーダー  土谷恭平(M1,大本研)
書記     原田翔太(M1,山田研)
会計     長安省吾(M1,北園研)
幹部     松尾龍吾(M2,松田研)
幹部     山本健次郎(M2,山尾研)
幹部     鶴丸康二(M2,柿本研)
幹部     小場隆太(M2,大本研)
その他学生(初年度は基本的に4年以上)
 
 
 
 
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「くまもと地域基盤政策研究所」第2回イブニング・セミナーが開催されました。

第2回イブニング・セミナーが、6月8日(金)、16:00から上通りにある熊本大学「まちなか工房」で開催されました。今回は、中小建設関連企業のベトナムへの活動展開の可能性について、小林恵介氏(ジェトロ熊本)、古川憲治先生(社会環境工学科)、山本祐司氏(山本建設)に講演していただきました。講演題目はつぎのようです。
小林恵介氏 :ベトナム経済概況と進出日系企業の動向
古川憲治先生:ベトナムへの活動展開の可能性に関する調査研究
山本祐司氏 :今のベトナム(ホーチミン)を見て
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小林氏からは、ベトナムにおける日系企業進出の現状と将来性について多種多様な統計データをもとに解説していただきました。古川先生には、何度もベトナムに訪問されている経験をもとに、ベトナムの社会基盤の現状、特に排水処理施設等の整備が遅れている点について数多くの写真とともに説明していただきました。山本氏からは道路整備によるベトナムの物流変化に関する貴重な映像を見せていただきました。参加者からは時間内では収まりきらないほど多くの質問よせられ、セミナーは大いに盛り上がりました。その熱気はセミナー終了後の懇親会にも引き継がれ、ビール片手に活発な意見交換がなされました。




「公共政策デザインコンペ」優秀賞受賞

6月9日(土),10日(日)九州大学箱崎キャンパスにおいて,(社)土木学会・土木計画学研究発表会が行われ,同委員会主催「公共政策デザインコンペ」の発表会及びポスターセッションが行われました。
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公共政策デザインコンペは、社会基盤整備を含む公共に資する政策を学生自らデザインし,その成果を発表し議論する場です。土木計画学を学ぶ学生に,公共政策に関する問題の所在を明確にする能力の育成,さらにはその問題を解決するための方法論を実践的に学ばせることを目的とし,平成18年度から実施され本年度第二回を迎えています。昨年度開催された,記念すべき第一回コンペでは,本学科溝上研の学生たちが見事「黒川賞」を受賞しています。

本学科からは原田茉林を代表に,池田寛章,波多江萌,本田百合絵(以上,田中研),遠山浩由,高木雄基(以上,星野研)の6名が,熊本県宇城市三角町のまちづくりを基に「パレット三角−進化する地図による三角町活性化計画」と題した提案を応募し,優秀賞を受賞しました。

「パレット三角」の提案内容は,絵の具をパレットに載せ筆で絵を描くことをモチーフに,観光客が三角を訪れ,自分自身でまちの魅力を感じ取り,ウェブを介した地図によって共有することで,魅力と魅力,人と人を繋いで,広域なまちづくりのネットワークを広めていこう,という提案でした。この提案の鍵は,実は地域住民が握っており,観光客が感じるまちの魅力と,地域の人々が気付かない,また忘れてしまったまちの魅力とを,時間的にも空間的にも繋げていきたい,という未来を志向する学生らしい提案でした。
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会場での投票に基づいて審査委員会で選考される優秀賞は,まさに公共政策デザインコンペの華であり,11点の中2点しか選出されません。選考委員会からは,「コンペの趣旨を正しく理解し,地域活性化の本質を貫いた提案である」,「自ら考えた提案としてチームとしての理解が深く,コンペの持つ学習効果が発揮された」などの,数々の評価を得ました。





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