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熊本大学 工学部 社会環境工学科 / 大学院 社会環境工学専攻

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2006年09月 のバックナンバー

「九州デザインシャレット2006」が開催されました

photo「九州デザインシャレット2006」が9月11日(月)から18日(月)まで、熊本県宇城市三角町で開催されました。
「九州デザインシャレット」とは、昨年から始まった学生向けのデザインワークショップ(設計演習)です。このイベントの特徴は、景観を専門とする九州の大学を中心とした学生のグループである『KL2(Kyushu Landscape League)』が企画・運営などを行なっていることです。熊本大学からは、講師として小林一郎教授、田中尚人助教授、田中智之助教授(建築学科)星野裕司助手、事務局としてKL2にも参加している小林研究室の中島幸香さん(D1)と鶴丸悠一さん(M1)、遠山浩由さん(B4)が加わりました。
今年は“三角を元気にする港周辺のデザイン〜20年後を考える〜”をテーマとし、三角東港周辺を対象地域としてデザインしました。8月末に三角〜島原間のフェリーが廃止になったこともあり、今後三角のまちづくりにおいて、「港」は重要なきっかけとなるため、「三角、港、未来。」という大きなテーマに添った留意事項が与えられました。

photo参加した学生25名、社会人5名の計30名は6班に分かれ、コンペ形式で、各班の案を競いました。7泊8日の期間中は三角町に合宿し、昼夜問わず議論が行なわれていました。その努力の結晶は、最終成果物として、1/300模型、1/50模型、1/300プログラム案が提出されました。期間の最終日には、「三角の未来を考えるシンポジウム」と題してシンポジウムが開催されました。特別講師の篠原修教授(政策研究大学院大学)の講演、各班の成果発表が行なわれました。シンポジウムは、三角町内外から150人近い人々で賑わい、様々な意見が飛び交い、三角町にとっても、参加者にとっても有意義なものとなりました。また、期間終了後は、宇城市役所に模型を展示し、より多くの人に成果物を見て頂きました。

photoまた、今年の「九州デザインシャレット」には、熊本大学の学部生が3名(B4:1名、B3:2名)参加しました。北は北海道、南は宮崎まで全国から集まった学生と、短期間で設計演習を行ない、大学内では体験できない経験をして、有意義な夏休みを過ごしたようです。今年は熊本での開催でしたが、来年は場所を変えて開催されます。是非、多くの熊大土木の学生に参加してもらいたいと思います。

九州デザインシャレットのホームページはこちら
小林一郎教授の研究室のホームページ
田中尚人助教授の研究室のホームページ
田中智之助教授(建築)の研究室のホームページ





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