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熊本大学 工学部 社会環境工学科 / 大学院 社会環境工学専攻

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2012年11月 のバックナンバー

【続報】星野准教授・小林教授がグッドデザイン・サステナブルデザイン賞を受賞しました

星野裕司准教授(景観デザイン研究室)及び小林一郎教授(空間情報デザイン研究室)が設計に携わった鹿児
島県伊佐市の「曽木の滝分水路」が2012年度グッドデザイン・サステナブルデザイン賞(経済産業大臣賞)
を受賞しました。
soginotaki_Gmark04.jpg

11月4日に東京ミッドタウンで開催された『グッドデザインベスト100・デザイナーズプレゼンテーション』
にて本作品のプレゼンテーションをし、11月22日に東京ビッグサイトにてグッドデザイン賞表彰式が
行われました。また、11月23日(金)〜25日(日)にはグッドデザインエキシビション2012が同会
場で開催され、最終日の25日に特別賞の発表が行われました。この賞は、2012年度に選ばれた
すべてのグッドデザイン賞受賞対象の中で、持続可能な社会の実現を目指しているものに贈られました。
今年は4件が受賞しました。
GDE2012_01.jpg



デザイナーズプレゼンテーションの様子



グッドデザイン賞特別賞結果発表



グッドデザインファインダー

曽木の滝分水路(洪水を分流する施設)は、平成18(2006)年7月に発生した記録的な豪雨による
鹿児島県川内川流域での災害復旧を目指した直轄河川激甚災害対策特別緊急事業(通称:激特事業)
の一環として建設されました(事業主体:国土交通省)。最大の特徴は、地形改変を最小限に抑えて
治水機能を満足させた事です。入念な事前検討を行い、工学的、技術的解決により今までにない自然な
河川空間を作り上げました。その結果、災害復旧にとどまらず近接する観光地「曽木の滝」と連動し、
アメニティの確保といった新たな価値を地域に創出した事が土木的にも画期的な事であると高く評価されました。

※グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、1957年に創設されたグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本で唯一の
総合的なデザイン評価・推奨の運動です。これまで55年以上にわたって、デザインを通じて日本の産業や
生活文化を向上させる運動として展開されており、のべ受賞件数は38,000件以上にのぼり、今日では
国内外の多くの企業や団体が参加しています。グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、
すぐれたデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。



曽木の滝分水路について



景観デザイン研究室のホームページ



空間情報デザイン研究室のホームページ





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