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2007年02月 のバックナンバー「夢・アイデア交流会」最優秀賞受賞
これは、まちづくりに関する提案として様々な夢やアイデアを募集した「2006年度 夢・アイデア募集事業」応募作品の表彰式に加え、応募者による発表などを通じてこれからのまちづくりについて大いに盛り上がろうという企画でした。 本学科からは3年生の波多江萌、本田百合絵,高木雄基の3名が、社会基盤設計演習で関わった熊本県宇城市三角町のまちづくりを基に「寄ってみよう、行ってみよう−三角西港を中心とした再生計画」と題した提案を応募し、最優秀賞を受賞しました。 その提案内容は、町の中心部の衰退が問題となっている三角町を、港周辺のライトアップ、ショッピングモールの建設など、4つの要素を軸にしたまちづくり案でした。町の魅力を訪れる人々にアピールし、これからも三角町に「寄ってみよう、行ってみよう」と思わせることを狙いとしています。 現実的な提案かどうかは抜きにして、学生ならではの夢に溢れた提案だったということが審査員から高い評価を得ました。 産官学連携組織である「くまもと地域基盤政策研究所」が発足しました。
その発足式では、谷口功 教授(熊本大学工学部長)、七條牧生 氏(熊本河川国道事務所所長)、工藤浩則 氏(熊本県土木審議員)、松原茂 氏(熊本県建設技術センター理事長)を来賓として迎えて挨拶をいただいたあと、岐阜大学工学部の八嶋厚 教授に岐阜社会基盤研究所の活動について、熊本県土木部主幹の元田耕精 氏と主任技師の猪野伸也 氏に熊本県新技術新工法について講演していただきました。 その後の交流会では、社会環境工学科の教員と研究概要を紹介した資料(内容はこちら)が配布され、それをもとに産学官の技術者・研究者の間で積極的に意見交換がなされました。交流会は大変な盛り上がりを見せました。 なお、「くまもと地域基盤政策研究所」の発足は西日本建設新聞によって報道されました。 ものづくり事業による特別講演会(「交通社会実験について」)1月29日(月)3時限目(12:50−14:20)「社会の基礎実験(1年生配当)」においてものづくり事業による特別講演会が開催されました. 交通まちづくりをご専門とされている(有)まち交舎の大澤雅章氏を講師に迎え,「交通社会実験」と題して,ご講演頂きました. 都市計画と交通計画を繋ぎ,人々の交通行動やまちづくりを計画するコンサルタントとしての立場から,実際の現場でのお話など,とても興味深い内容の講演で,学生たちも熱心にノートを取って拝聴しました. 特に,平成14年11月に大分県湯布院町(現:由布市湯布院町)において,大澤先生が手がけられた日本初のパッケージ型交通社会実験に関しては,映像作家が作ったVTRを用いて,現場での苦労や計画と実際の違い,交通社会実験の意義などをお話頂き,ものづくりの臨場感を味わうことができました. 学生たちは,「まちづくり」や「コンサルタント」,「技術士」など,学科に入学した動機に触れる講演を聴くことで,学習の意識を再認識したようでした.講演後,大澤先生のもとへ質問にうかがう学生の姿もみられ,大澤先生は引き続き4時限目の演習にも参加し,熱心に学生たちを指導して下さいました. |