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2007年12月 のバックナンバー「くまもと地域基盤政策研究所」第6回イブニングセミナーが開催されました第6回イブニングセミナーが、12月21日(金)13:30から熊本大学くすのき会館レセプションホールで開催されました。今回のセミナーは「九州地区における橋梁の維持管理の現状と今後の課題」がテーマであり、九州橋梁・構造工学研究会、土木学会西部支部との共催で行われました。 九州地区の各自治体における道路橋の維持管理の現状を踏まえ、適切に既設橋梁を維持管理するための方策についての中間成果の報告が行われました。そこでは、劣化損傷の点検・診断・評価、補修補強工法とその効果、橋梁維持管理システムの現状、熊本県の橋梁維持管理の現状などについて講演が行われました。 [講演プログラム]
3年生が新田原坂トンネル(九州新幹線)を見学しました講義「地下空間工学」を受講している3年生,および4年生と大学院生が新田原坂トンネル(鹿本郡植木町)を見学しました。 新田原坂トンネルは九州新幹線鹿児島ルートの全長2940mのトンネルで,西南の役で有名な「田原坂」の南東に位置しています。このトンネルの特徴は土被り(地表面とトンネル天井の間の厚さ)が小さいことで,29m〜4m程度です。地質は溶結凝灰岩ですが,軟弱な灰土があり,地表には集落が散在し,スイカやメロンの栽培のためのビニールハウスのある光景が広がっています。 掘削方法にはNATMが採用され,ロードヘッダーによる機械掘削です。現場事務所に到着した後,現場へ。坑口から切羽まで移動する途中,2次覆工のためのセントル,インバートコンクリートの打設,ロードヘッダーなどを見ながら説明を受けました。また,切羽では軟弱灰土の地盤改良された部分とそうでない部分をハンマーでたたいて,それらの地盤改良の効果を体験しました。大学の講義で習った施工方法を実際に経験することができたことは,学生にとって貴重な経験であったと思います。 また,とてもきれいな現場だったことが印象的でした。 お忙しい中,大勢の学生の見学を受け入れてくださいました鉄道・運輸機構九州新幹線建設局玉名鉄道建設所の難波所長,高橋様をはじめ現場の皆様に感謝いたします。 見学日: 12月19日(水) 9:00〜11:30
第42回地盤工学研究発表会 優秀論文発表賞の受賞報告2007年7月4日−7日にわたって名古屋国際会議場で開催された第42回地盤工学研究発表会において、本学科から参加した椋木准教授、高野大樹君(D3:大谷研)、永留健氏(社会人D1東亜建設工業:大谷研)、中村誠孝君(M1:大谷研)が優秀論文発表賞を受賞しましたので報告します。高野君は、今回で3回目の受賞となります。 椋木俊文 高野大樹 永留健 中村誠孝 学生災害ボランティア活動報告(熊助組)-火の国防災塾エキスパートへの参加-12月1日(土)、12月2日(日)あしきた青少年自然の家において火の国防災塾エキスパートが行われました。近年、防災の現場においては地域の防災力を高めなければならないということが言われており、地域防災のリーダーの育成と住民意識の向上が求められています。今回の講座には熊本県下の自治防災組織のリーダー達が参加し、専門家の方々の講習を受け、またそれぞれの地域の事例を検討し合いました。熊助組からはM2が1名、M1が3名、B4が2名の計6名が北園先生の講座の補助として参加し、1泊2日間みっちりと講習を受けてきました。 講座の内容の中には今後の、熊助組の活動に役立つものがたくさんありました。災害図上訓練では地図を囲いみんなで意見を出し合うということをしました。救援・救護の手法の紹介では様々な場面を想定した救助者の運び方の紹介がされ、消防の方が巨漢の職員さんを担ぎ上げる場面ではどよめきの声が上がりました。また、ロープの結び方も紹介され、参加者はあれだこれだとこんがらがりながらロープ結びにチャレンジしました。これらの知識・技能は災害時の復興支援活動の現場で生かすことができるので、今回参加できなかった他の組員達にも紹介していくつもりです。 今回、図上訓練や事例検討会を通して、地域防災組織のリーダー達と交流を深めることが出来ました。災害が起こった際には、我々ボランティアは彼らをコーディネーターとして地域住民と付き合っていくこととなり、仮に熊本県下で災害が起こった際には彼らと共に復旧作業をしていくことになります。ですので、地域防災組織のリーダー達がどういった研修を受け、災害時にはどのようにして復興作業を行っていこうと考えているのかを知ることができ、とてもいい経験を積むことが出来ました。夜の懇親会でお酒が振るまわれた際は、熊助組のメンバーは年配の方々のパワーに圧倒されたりもしました。(水田) 日時:12月1日(土)、12月2日(日) 行程:〜1日目〜 〜2日目〜
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