講義「地下空間工学」を受講している3年生が高木トンネル(上益城郡御船町)を見学しました。 高木トンネルは九州横断自動車道延岡線の御船層群(赤色頁岩、細粒砂岩を主体)を貫く 延長479mのトンネルです。 NATMが採用され、ロードヘッダーによる機械掘削です。 現場事務所に到着した後、現場へ。 坑口から約100mの切羽まで徒歩で移動しながら、吹付コンクリート用の建設機械、 発破孔やロックボルト孔の穿孔、支保工の建付用の建設機械を見ながら切羽に到達し、 ロードヘッダー掘削の状況を見ながら説明を受けました。 また、見学後は事務所で説明を受け、質疑応答の時間を取っていただきました。 大学の講義で習った施工方法を実際に経験することができたことは、学生にとって貴重な経験 であったと思います。 お忙しい中、大勢の学生の見学を受け入れてくださいました国土交通省、九州地方整備局に 感謝するとともに、当日説明していただいた熊本河川国道事務所の峰建設監督官、 前田建設工業鰍フ金子所長(熊大平成6年卒)をはじめ現場の皆様に感謝いたします。 見学日: 2015年1月8日(木) 10:00〜11:30 見学者: 3年生28名、 教員2名(尾原、佐藤)