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2007年06月 のバックナンバー第2回「地域防災セミナー」が開催されました6月26日(火)熊本大学百周年記念館において、第2回地域防災セミナーが社会環境工学専攻、政策創造研究教育センター、くまもと地域基盤政策研究所により共同開催されました。このセミナーは、市民の防災意識の向上と啓発を目的として毎年行われています。今年のテーマは「リスクコミュニケーション-緊急時の官民連携をどうするか」であり、非常に多くの方に参加していただきました。150名以上の参加者によって会場は満席となり、新たに臨時の席を設ける必要がでるほどでした。 セミナーでは、まず、片田敏孝氏(群馬大学教授)が、各地の地域防災の取り組みの中で、住民に接して感じたこと、その中で見つけた効果的な住民とのコミュニケーションのあり方などを紹介されました。
パネルディスカッションでは、これまでの講演内容を踏まえて、松田泰治氏(熊本大学教授)の司会のもと、パネラーの土屋智子氏、島元尚徳氏、奥村政治氏、坂田信介氏、中村俊隆氏によって活発な議論が繰り広げられました。また、会場の参加者からも多くの発言があり、議論は大変盛り上がりました。 [当日のプログラム] 15:15〜15:30 「白川が氾濫した場合の市街部における円滑な避難計画を実現するための方策について」 16:40〜17:25 パネルディスカッション「災害緊急時の官民連携のあるべき姿」 学生災害ボランティア活動報告書‐地域防災セミナーへの参加(6月26日)‐日時:6月26日(火)13:00〜17:30
学生災害ボランティア結成式が開催されました6月25日に工学部1号館4階のスタジオにおいて学生災害ボランティアの結成式が開催されました.式では,大本先生によるボランティアの心構えについてのミニ講演,学生による役員紹介,年間計画等の報告がありました. ボランティアより
「くまもと地域基盤政策研究所」第2回イブニング・セミナーが開催されました。第2回イブニング・セミナーが、6月8日(金)、16:00から上通りにある熊本大学「まちなか工房」で開催されました。今回は、中小建設関連企業のベトナムへの活動展開の可能性について、小林恵介氏(ジェトロ熊本)、古川憲治先生(社会環境工学科)、山本祐司氏(山本建設)に講演していただきました。講演題目はつぎのようです。 小林氏からは、ベトナムにおける日系企業進出の現状と将来性について多種多様な統計データをもとに解説していただきました。古川先生には、何度もベトナムに訪問されている経験をもとに、ベトナムの社会基盤の現状、特に排水処理施設等の整備が遅れている点について数多くの写真とともに説明していただきました。山本氏からは道路整備によるベトナムの物流変化に関する貴重な映像を見せていただきました。参加者からは時間内では収まりきらないほど多くの質問よせられ、セミナーは大いに盛り上がりました。その熱気はセミナー終了後の懇親会にも引き継がれ、ビール片手に活発な意見交換がなされました。 「公共政策デザインコンペ」優秀賞受賞6月9日(土),10日(日)九州大学箱崎キャンパスにおいて,(社)土木学会・土木計画学研究発表会が行われ,同委員会主催「公共政策デザインコンペ」の発表会及びポスターセッションが行われました。 公共政策デザインコンペは、社会基盤整備を含む公共に資する政策を学生自らデザインし,その成果を発表し議論する場です。土木計画学を学ぶ学生に,公共政策に関する問題の所在を明確にする能力の育成,さらにはその問題を解決するための方法論を実践的に学ばせることを目的とし,平成18年度から実施され本年度第二回を迎えています。昨年度開催された,記念すべき第一回コンペでは,本学科溝上研の学生たちが見事「黒川賞」を受賞しています。 本学科からは原田茉林を代表に,池田寛章,波多江萌,本田百合絵(以上,田中研),遠山浩由,高木雄基(以上,星野研)の6名が,熊本県宇城市三角町のまちづくりを基に「パレット三角−進化する地図による三角町活性化計画」と題した提案を応募し,優秀賞を受賞しました。 「パレット三角」の提案内容は,絵の具をパレットに載せ筆で絵を描くことをモチーフに,観光客が三角を訪れ,自分自身でまちの魅力を感じ取り,ウェブを介した地図によって共有することで,魅力と魅力,人と人を繋いで,広域なまちづくりのネットワークを広めていこう,という提案でした。この提案の鍵は,実は地域住民が握っており,観光客が感じるまちの魅力と,地域の人々が気付かない,また忘れてしまったまちの魅力とを,時間的にも空間的にも繋げていきたい,という未来を志向する学生らしい提案でした。 会場での投票に基づいて審査委員会で選考される優秀賞は,まさに公共政策デザインコンペの華であり,11点の中2点しか選出されません。選考委員会からは,「コンペの趣旨を正しく理解し,地域活性化の本質を貫いた提案である」,「自ら考えた提案としてチームとしての理解が深く,コンペの持つ学習効果が発揮された」などの,数々の評価を得ました。 |